e-ink Android デバイスとしての Nook Simple Touch が非常に素晴らしい
Posted by yoosee on Android at 2012-12-17 12:18 JST
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Nook Simple Touch を汎用Android端末として使う
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Nook Simple Touch のデバイスとしてのスペックはこんな感じである。
- 6インチ 800x600 e-ink タッチ ディスプレイ
- CPU OMAP 800MHz, Memory 256MB
- microUSB スロット (32GBまで対応)
- WiFi, microUSB
- 左右ベゼルに計4箇所のハードウェアキーと、下部中央に N (Nook) キー、背面に電源キー
- 16.5 x 12.7 x 1.2 cm, 212g
- Android 2.1
OS が Android 2.1 と今となってはかなり古いが、読書に必要なアプリが動けばいいと割り切ればさほど困らない。具体的には下記のアプリを中心に使っている。
- ezPDFreader / PDF ファイル閲覧
- Perfect Viewer / 自炊したマンガや書籍の Jpeg を固めた zip の閲覧
- 縦書きビューワ / 青空文庫などのテキストファイル縦書き閲覧
- Cool Reader / epub や mobi など複数形式対応リーダー
- Kindle / Kindle Store の書籍と Instapaper からの送付用
- JustReader / Google Reader と同期してのRSS購読
- X-plore File Manager / 端末のファイル操作やDropbox, Sambaなどからの転送用
ほぼ唯一痛いのはKindleで、動くことは動くのだが Android 2.1 上だと Amazon.co.jp への接続ができない。これだけが本当に痛い。しかたがないのでそこは Amazon.com Kindle 端末として使うことにする。
それを除けばやはり e-ink の画面は文章を読むには楽だし、窓際や屋外でもなんの問題もなく読書ができる。電池の持ちも Android 化しても常駐アプリを増やさなければさほど悪くならず1週間程度は使える。汎用性が高く使い勝手のいい電子書籍リーダーとしてしばらく主力になってくれそうである。
なお Nook Simple Touch の root 取得 / 汎用Android端末化は以下の記事を参考にした。 基本的には必要なイメージファイルをmicroSDカードに dd などで焼いてbootし、後は手順に従ってGoogle Accountにサインアップするだけで、さほど難しいところはない。