source code を html で読む
Posted by yoosee on Debian at 2004-03-17 23:42 JST
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source code を持ち歩きたい
元々の動機は例によって Plucker 形式にして Palm で source code を読みたいなと言うもの。別に text のまま KaniEdit などで読むのでも充分有用なのだが、普段 emacs や vim で colorize されたコードを読んでいるし、Plucker ならば font color も (css 指定でなければ) Palm 上で再現表示できるので、どうせなら色付きで快適に読みたいなと言うのが動機で syntax highligher soft をちょっと探してみた。探してみると、やはり幾つかソフトはあるようだ。
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code2html
code2html は perl の script で、debian package もある。仕組としては単純に言語毎の予約語を拾って colorize する形で html を作ってくれる。入出力形式が豊富なあたりが、良く使われているツールという感じがする。
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source2html
source2html (@RAA) と言う ruby script 。言語毎のキーワードハイライトは strong しかしてくれない。単純な hyperlink 機能があり、例えば string.rb と言うファイルがあったら string と言うキーワードは全て string_rb.html へのリンクになる。無いよりは便利な機能ではある。
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その他変換ツール
code2html vim module (based on 2html.vim) と言うものもある。まぁこれを使わずとも、vim に標準で入っている 2html を使って :so /usr/share/vim/vim62/syntax/2html.vim のようにして、表示中の code を highlight color 等を含めてそのまま html へ変換できるようだ。結構便利だし、macro を書けばそのまま plucker pdb まで落せそう。vim もまだまだ知らない機能ばかりだな...
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その他変換ツール
他だと同じく と言うsource2html と言う Windows 用の GUI ソフトもあるようだ。ただ、どのツールも syntax highlight がメインの機能らしい。Class のサマライズ表示や Keyword 間の hyperlink 等が欲しければ、むしろ rdoc あたりで普通に html にした方がいいのか。nest loop の深さで background color を変えるなんて機能もあっても良さそうなのに。何か言語を特定して自分で書いた方が良いのかもしれないが。
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で、plucker に入れてみたんだけど...
plucker vierwr では pre 要素内は特別な fixed font が使われるのだが、これが small/tiny 対応してくれていない... 以前 CLIE で使ったときは、ここには Narrow font が使われたので、OS5 的な問題と言うか仕様なんだろうか。AntiAlias fontset 入れてみても駄目だし CKJOS を OFF にしても駄目。回避するために変換前の html から pre を除くとインデントがガタガタになるので、表示のためにひたすら s/ / /g するのもダサすぎる。plucker viewer の source 追うかなぁ...はっ、そう言う事をするために色々試してみているのにっ
まぁ仮に買ったとしても、PDA を複数持ち歩くのは好きじゃないんですよね。
て言うか TH-55 でも買ってください! Zodiac でも可!
あと colorize はいまいち弱いのと、出力ファイルが結構膨大になるのが冗長かも。でも関数を辿っていくには使いやすいかな。
Plucker に入れるにはどのみち fixed font の問題をなんとかせんといかんけど...