*1  スタイラス + ボールペン + リセットピン = 3-in-1

Palm デバイスのユーザには、「スタイラス + ボールペン」と言うのは比較的普通に標準スタイラスの代わりに手にいれるツールではないだろうか。そんなわけで、今回は同じく pocketgames で販売していた Stylus Plus を購入した。1,480円で、スタイラスは Tungsten T シリーズは全て共通になっている。

しかしこれに関しては、届いて手にとった瞬間に後悔した。T|T3 標準のスタイラスはケースに入った状態で頭を少し押し込んでやると、バネで頭が伸びて飛び出してくれ、すぐに取り出して使うことができる。しかしこのスタイラスは頭側にボールペンがあるのでそうした機能を搭載できず、キャップの溝に指を引っ掻けて取り出さなければならない。これではあまりに不便。結局殆んど使うこと無く予備スタイラスとして保存されることになりそうだ。先ほどの Inno Pocket 3-in-1 Metal Stylus だとペン先側にボールペンがあるので、取出しアクションは標準スタイラスと一緒ではないかと期待できる。また Vis-a-Vis 取扱いの PDAIR 3 in 1 Stylus も同様のようだ。こっちを買えば良かった○| ̄|_と後悔してしまくりである。

*2  Bosity Screen Protector

ついでにともうひとつ買ったのが BOSITY Screen Protector だ。これも pocketgames で 1,080円。今まではビックカメラで買ったサンワサプライ製の CLIE NX70 用のスクリーン保護シートを切ってサイズを合わせて使っていて、これはこれで悪くなかったのだが、今回張り替えたこの商品は流石に T|T3 専用と言うことでサイズはなにもしなくてもピッタリ。シートが固いためか、張り替えるときに気泡も全く入らず簡単に張り付けることができた。視野性も若干ながら今まで使っていたものより良い。他と比較していないので何とも言えないが、少なくとも常用するのには全く問題無いスクリーン保護シートだと言える。

*1  傷を付けたくないならやはりケースは必要なのか...

Metal Deluxe Case for TT3買ってからずっと剥き出しのままで使っていたのだが、微妙にネジ穴回りに傷が付いていたりして悲しくなってきたので、INNO Pocket の Metal Deluxe Case for T|T3pocketgames にて購入し、今日届いた。注文から 2 日となかなか迅速である。送料無料の 3,980円+消費税。

*2  アルミ合金製の T|T3 用軽量(?)ハードケース

サイズは 113(+4) x 84(+7.8) x 22(+5.2) mm 73g (156g->229g) で、() 内はケース無しの場合と比べての増分。他はともかく厚みが 5.2mm 増えるのは結構なインパクトで、やっぱり印象として「でかい」と言わざるを得ない感じ。重さも +73g とは言え、材質のずしりとした印象と相まって、結構重くなったように感じる。ただその分のメリットと言うか保護性能はやはり高い。ケースへの固定はケース下部に本体を押し込むようにして行うが、T|T3 専用に作られているこのケース、サイズ的には完璧にピッタリで、一度押し込むと抜き出すのが結構大変なほど。使っていて抜け落ちないのは良いことなのだが、ケースごとクレードルには乗らないため、クレードルを使うために取り出す作業が結構大変だ。底面が開いているのでクレードルではない HotSync ケーブルならばそのまま接続が出来る。このケースを常用するならばそうしたケーブルを別途用意した方がいいかも知れない。

*3  アルミ合金の質感

ケースは航空機にも使われているレベルのアルミ合金製。金属性ケースとしては軽量なのだろうが、持った感じは金属の材質と相まって「ヘヴィ・デューティ」を地で行く。デザインもスマートと武骨のギリギリのバランスになっているように感じる。作りもしっかりしていて蓋の開閉時もがたつきなどは全く無く、個人的には好きになれるデザインだ。周りの数人に装着したものを見せてみたが、皆デザインや質感については好印象だった。

*4  装着時の使用感

ケースの蓋は 180°まで開くので、利用時に蓋が邪魔になることはさほど無いと思う。ケースの上・左・下側には、それぞれ SDスロット/IR・ボイスメモボタン/オーディオジャック・ユニバーサルコネクタに直接アクセス出来るような穴が開いている。また、蓋を開けた状態では問題無くスライドを伸ばして使うことができる。以上のようにケースにいれたままでも通常利用に困ることは少ないのだが、幾つか気になる点はある。

まずボイスメモボタン。私はこれを「短押し→下スクロール」「長押し→GraffitiAnywhereを有効化」と言う用途に使っているため、かなり頻繁に押していた。しかしケースにいれた場合、ボタンはケースの厚みの後ろ側に入ってしまうためかなり押しにくくなる。またスライドを伸ばした場合にはボタンの一部が隠れてしまうため、更に押しにくくなり、結構不便だ。また、オーディオジャックにヘッドフォンを接続した状態ではスライダーの伸縮が出来ない。これも多少不便な場合がある。また、前述のようにケースにいれたままではクレードルに乗せることはできない。

持ち歩きに関して言うと、以前は会社などではシャツの胸ポケットに入れて持ち歩いていたのだが、このケースの重量がプラスされると薄いシャツの胸ポケットでは支えきれなくなってくる。ただ、パンツの後ろポケットに入れてもハードケースが保護してくれるので問題無くなったため、入れる場所が変わっただけ、と言えばそれまでではある。思えば PalmVx のハードケースでも事情はさほど変わらなかった気がする。このケースにはベルトクリップもあるが、現在のところは利用していない。

*5  総評

やはりケースを使うことで弊害が全く無いかと言われればそんな事はない。しかしこれだけの「ヘヴィ・デューティ」なケースだけあって、コンクリの床に落下させても恐らく本体は大丈夫ではないかと思える安心感がある。またサイズを別にすればデザインは良いと思うし、そもそもどんなケースを使ってもこの程度のサイズ・重量の増加は発生してしまうだろう。3,980円で安心が買えると思えば、このケースはかなり良い買い物であると思える。但しそれと「持ち運びの利便性」のどちらを取るかはシチュエーションによっても変わると思うので、このまま常用するかどうかは微妙なところだ。

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