*1  CallRec - Phone call and voice memo recorder

CallRecCallRec は名前の通り、携帯電話での会話を全て録音してくれるソフト。PalmOS 搭載のスマートフォン Treo, Centro では定番の人気ソフトのようだ。

先日たまたまセールで半額の $9.99 になっていたので買ってみたのだが、これがかなり重宝している。と言うのも私の英語力はさほど褒められたものでもないので、英語で電話していてもたまに細部を聞き落として気になりつつ、大筋は分かっている(つもりだ)からまあいいかと話を進めてしまう事があるのだが、CallRec が会話を録音してくれているので後から聴き直して確認が出来る。これは結構安心感がある。

使い勝手としてもなにも意識しなくても電話すれば全て勝手に録音してくれるし、microSDカード上に 16k mono の wav ファイルとして保存してくれるので、大きめのサイズの microSD を挿しておけば普段はあまり意識することなく使える。上記の音質・非圧縮では大体1時間の録音で100MBくらい。ファイルの圧縮や暗号化にも対応する。ファイル名もカスタマイズ可能で、日時や電話相手の名前・番号などが利用可能。

また録音した会話の再生時に再生速度を0.5〜2.0倍速に変更できたり、再生先を外部スピーカーと電話の受話部分に切り替えることができるのも、よく聞き取れなかった部分を後から確認したりするのに大変便利。電話会議の記録なども気軽に出来るのがありがたい。

ところで iPhone に同様のソフトはないのかとちょっと探してみると、1年ほど前に iPhone Voice Recorder Utility - The Unofficial Apple Weblog (TUAW) と言う話題があるが、実際のアプリは見つけられない。電話でいろいろな手続きをする米国では需要がありそうな気がするのだが、iPhone SDK の都合上難しいんだろうか。

PalmGear.comが復活!

Posted by yoosee on Palm at 2008-09-06 14:00 JST

*1  PalmGear.comが復活!

PalmGear.com何気なく PalmAddicts を読んでいたら、The re-launch of PalmGear.com - hoooorayyyyy! と言う記事が目に止まった。お、と思ってアクセスしてみると、確かに PalmGear.com が復活している。どうやら9月3日からのようで、9月14日まで20%OFFのセールをしている。

PalmGear.com は相当老舗かつデファクト的だったPalmwareショップだが、過去にはフリーウェアも大量に配布しており、フリーウェアの公開に同サイトにファイルを置いてリンクを貼るということをしている場合も多かった。去年の12月に同サイトが PocketGear.com に吸収合併されてしまった際にはそうしたフリーウェアが消えてしまった事で結構な不便を感じていたのだが、見た限りではフリーウェアも復活しているようだ。全て元通りなのかは分からないにしてもありがたい。

最近は iTS での iPhone 用ソフト販売の話題が盛り上がっているが、Palm でもオンラインで手軽にソフトが売れる・買えるサイトがあったからこそ、Palmware はこれだけの数が存在するのだと思うし(代わりにフリーソフトがあまり流行らなかったという弊害もないではないが)、その一翼を担ったPalmGear.comの復活は嬉しい限り。これも Centro 効果だろうか。

ちなみに過去にとっていたIDはどうも今のところ使えないっぽい。他にも検索時に ColdFusion がエラーを吐くとか、ちょっと微妙なところがありそうではある。

*1  Over 2 million Centros sold! - The Official Palm Blog

(恐らくは) Credit History の関係で iPhone がまだ買えずに悲しい思いをしている妻(と私)だが、そんな経緯でAT&Tのショップに寄ると、30分程度の待ち時間の間に高校生くらいの女の子が Palm Centro を購入していく姿を 2 人も見かけた。実際街を歩いていても、外見年齢10代から40代過ぎまでCentro を持ち歩いている女性はとても多い。

まあ正直言ってこっちの携帯電話はショボい。日本のケータイがガラパゴスだのなんだの言われているが、少なくとも一般に出回っているケータイのレベルは日本に及ぶものではない。軽く4,5年は遅れている。(SMS以外の)Eメール、モバイル向けウェブといった日本のケータイでは基本過ぎる機能ですら、きちんと搭載された端末はさほど多くない。

もちろんスマートフォンや一部のBlackberryといった高機能なモバイルデバイスはそれなりの種類があるのだが、高機能な分だけ購入価格も維持費も高く、サイズも普通のケータイと比べてかなり大きいものが多くなり、使い勝手も悪かったり習熟が必要だったりするなど、ティーンが気軽に使うには難しい端末が殆ど。値段とサイズの点で言えば iPhone も事情はさほど変わらない。

そんな中で、価格も$99と安く、普通のケータイレベルの大きさ・重さで、SMSだけじゃなく普通の電子メールやIMが使え、Webブラウザもそこそこ(英語圏なら)ちゃんと動作し、カメラもBluetoothもタッチスクリーンもQWERTYキーボードも搭載しており、普通に使うなら操作も簡単で動作も軽く、ゲーム等のアプリを追加することも出来る PalmOS 搭載のスマートフォンである Centro は「普通の米国ケータイよりましな機能が欲しい非スマートフォンユーザ」には非常によくマッチしているようだ。

実際に Centro 購入者の 70% は非スマートフォンユーザ と言う数字もあるようで、つい先日には販売も200万台を突破した。この4ヶ月間で+100万台売れた計算になる。恐らくはまだしばらく売り上げが伸びるだろう。

日本でも売れる要素はかなりありそうには感じるので是非販売して欲しいものだが、米国と違って非スマートフォンユーザでも十分高機能な端末を利用している上に、iPhone と同様に絵文字メールや着メロ、おサイフと言った辺りが障害になりがちな日本ではやはり少し難しいのかもしれない。

palm Centro の不具合回避3点

Posted by yoosee on Palm at 2008-06-28 12:00 JST

*1  Zlauncher と Home ボタンの相性

Zlauncherを使うとなぜかHomeボタンを押す度にいったんPalm標準ランチャが一瞬表示される。1秒程度のラグなのだが、大変に鬱陶しい。どうも相性の問題らしいのだが、とりあえず
TopHomeFix Hack http://www.ranosoft.net/palm/download-treohomefix-hack-RHhf.html by RNS. Install that with YAHM and you will be in busisness. I did and now pressing my home button brings me straight to Zlauncher.Zlauncher with Treo 680
のように YAHM の Hack を入れて解決。MultiLauncher を使う方法も良さそうに思えたんだけど、ハードウェアボタンで電源ONにならなくなったので止めた。

*2  HotSync 時の PmTraceDatabase backup error

HotSync の度に PmTraceDatabase backup error というのが 発生していたが、下記の用に FileZ で backup bit を落とすことで回避。
  1. Download and install FileZ from www.Palmgear.com or http://www.freewarepalm.com/utilities/filez.shtml .
  2. After installing the software on your device, Launch FileZ and tap on [ View and Edit Files ].
  3. Open the Internal folder and tap [ pmTraceDatabase ] to put a check mark beside the file.
  4. Tap [ Details ].
  5. Tap on the “Attrs” tab, uncheck the “Backup” attribute then tap [ Save].
  6. Now go ahead and perform a HotSync
PmTraceDatabase backup error - Windows HotSync - Community Help Forums

*3  鍵盤交換 利用時に Web (Blazer) を起動すると100%リセットする問題

鍵盤交換をEnableにしているとBlazer起動時に100%リセットする問題だが、どうもBlazerが DBCache に lock されていない常駐ソフトである鍵盤交換を flush しようとするのが問題らしい。Resco Locker や TealScan で KeyReplace を memory に lock して解決。こういう問題は TealScan で Unprotedted background apps や Unlocked background resources を探して lock すると直ることがある。

*1  palm Centro smartphone

先週から Palm の PalmOS5 搭載スマートフォン Centro を使っている。Centro かわいいよ Centro。使っているのは AT&T の Glacier (白色) バージョン。Sprint は 3G CDMA なんだけど、AT&TはGSM/EDGEなので回線速度は200kbps前後と、用は足りるもののあまり速くない。

個人的には今まで Palm と es で別々にやっていたことを1つの小さなデバイスにまとめられた事だけでも嬉しいし、Palm デバイスとしても小さくて軽くてキーボード付きで TX と比べてもサクサク動く Centro はとても気に入っている。正直これ、日本で売ったらかなり人気が出ると思うので、Palm Japan はいい加減に活動すべき。と言うわけで以下に簡単にレビュー。

インプレッション
  • デザインもサイズも可愛い! 持ってて何だか嬉しくなる。Centro かわいいよ Centro。今年中に200万台行くだろうというのも理解できる。
  • DBCacheサイズが大きいのか、NVFS搭載機種としてはTXより癖が無く、動作もサクサクで嬉しい。
  • 通信機能をONにしていると、バッテリーの減りはかなり早い。頻繁に通信しているからかもしれないが、元々 1150mAh で待ち受け300h 通話 4h とバッテリー持続時間は短めではある。
  • WiFi 搭載のTXと違ってほぼ常時通信環境があるスマートフォンなので、通信機能はTX以上に活用している。またプッシュ型通知や定期的なデータ取得が出来るのが嬉しい。WiFiも使えたら… と思わなくもないけど。
  • キーボードは思っていたよりも全然問題なく使える。カメラも Bluetooth も付いてるし、WiFi 以外で欲しかったなと思うのはGPSくらい。
本体・ハードウェア
  • 107×53.6×18.5mm, 125g 。持った感じは日本の携帯電話と比較しても充分小さくて軽い。質感はツルッとして丸っこいのがやっぱり可愛い。
  • CPU 312MHz XScale, 64MB Flash, 1.56インチ 320x320タッチスクリーン。上位機種の Treo と比較してもさほど遜色が無いスペック。特にハイレゾなのが嬉しい。
  • サイズ的な制約からか、スタイラスがプラスチック爪楊枝みたいな悲しいものに。とはいえキーボードがあるから利用頻度は低い。
  • Bluetooth 1.2 と IrDA 搭載。HFP/HDP は最初から使えるが、 DUN や A2DP/AVRCP を使うには別途ソフトウェアが必要。
  • その他、microSD(SDHC)スロット、130万画素カメラ。コネクタは Palm TX 等と共通。オーディオプラグは 2.5mm 径。サイドに音量のアップダウンキーと設定可能なキーがある。また、ストラップ用の穴がついてる。
ソフトウェア・日本語利用
  • 日本語表示はいつも通りCJKOSで特に問題無し。日本語入力は Pobox FEP + 大富豪辞書。鍵盤交換を使って Shift+Space で日本語入力切替。
  • HotSync先は今回はOutlookにしたが、日本語もそのまま問題なく使えている。Scheduleだけ量が多すぎるからかまともにSync出来ていない。
  • 標準のメールとWebは日本語が化ける。メールは Agendus Mail SSL edition で日本語が使えるが、Web は PalmGate では駄目。多分 Mini's patch for Iota なり Opera mini で頑張る必要がありそう。
  • PalmOS デバイスにしては珍しく(?)、標準アプリが充実していて結構使い物になる。マルチIMクライアントやプッシュ型でExchangeと同期できるXpressMailなどが便利。
  • TCPMP での動画再生はXvidでは問題無し。画面が小さいのがちょっと難点だけど。
  • LJPが普通に動くところを見ても、DBCache RAMサイズはTXより大きいのかもしれない。
長年の Palm ユーザなので贔屓目はあるけど、日本でも元CLIE/Palmユーザにうまくアピールできれば iPhone あたりとも戦えるんじゃないかな。

Palm Centro smartphone が100万台突破

Posted by yoosee on Palm at 2008-04-02 18:00 JST

*1  Palm Sells Its One-Millionth Centro

Palm Centro米Palm社の PalmOS Garnet 搭載スマートフォン Palm Centro の販売台数が100万台を突破したそうだ。発売が2007年10月14日なので、半年経たずに100万台を売ったことになる。

少し前に行われた Palm Q3 Conference Call でも Centro の強さが取り上げられている。
The Centro is also bringing in new customers for Palm as its own early buyer study has shown that more than 70% of Centro buyers were "traditional" cell phone users. Twice as many Centro buyers than Treo buyers were under 35 and 95% of them have signed up for a data plan.Palm Q3 FY08 Conference Call Highlights
新規 Centro ユーザの 70% 以上が非スマートフォンからの移行組と言うことで、市場を広げる方向に売れているようだ。35才以下のセールスも大きいようで、恐らくはPDAとしての Palm に必ずしも馴染みがない若い世代にも売れているのだろう。性能はともかく価格ラインナップ上は廉価版なので収入への好影響は限定的らしいが、Palm としては久しぶりにいいニュース。

値段が安く(非アンロック版なら$99.99)てサイズも小さく、それでいて使いものになるQWERTYキーボードが付いており、Bluetooth やカメラも搭載している 320x320 タッチスクリーン搭載のスマートフォンであり、デザインやカラーバリエーションも一般受けしやすく仕上がっているので、人気が出るのも不思議じゃない。シカゴの空港にあったPalmStoreで触ってみたけど、十分小さくて普通に欲しくなったし。
日本でも使えたなら、過去に CLIE を使っていたような潜在的ユーザも含めてニーズは結構あると思う。日本でもスマートフォン自体は出てきている情勢なんだし、いい加減にどこか(+Palm Japanは)検討しませんかね。

*1  PDA向けスタイラス付きの多機能ペン、CROSS the Matrix を購入

CROSS MATRIXPalmAddicts を読んでいたら Redisciveriong the Matrix と言う記事を見つけ、そう言えばわかばPalm空間で以前見たなと思いつつ今も売ってるのかと探してみると、マトリックス ローラーボール タイプが 2,510円(送料別)で売っていた。2002年発売当時の記事を見ると、Cross とは言え 12,000円もしてたらしい。その後は数度値下げして、現在は在庫を除き販売終了している。他も探してみたけど概ね最安値っぽいので1本購入。

質感はプラスチックであまり高級感はないが、Cross の多機能ペンは概ねこんなものかも。太めの軸は持ちやすく、スタイラスは気持ちよく PalmTX のタッチスクリーン上をはしる。黒・青・赤のボールペンが付いていて、特に青と赤はペンの反対側をひょいっとひねるとスタイラスを使いながらでも直ぐに書き込めるのが便利。一万円は出せないなと思うけど、3,000円を切る値段ならいい買い物だ。

以前はこうしたスタイラス付きペンは結構あちこちで売っていたんだが、最近はあまり見かけない。確かに PDA 自体は衰退したものの、タッチスクリーン搭載のスマートフォン人口を考えれば日欧米どこでもこうしたアクセサリの需要はマーケットが成り立つ程度にはありそうに思えるのだが。
それとも以前 PDA にハマっていた人ほど、今のスマートフォンユーザはアクセサリに金をかけようと思わないのだろうか。確かに当時Palm向けにはルイ・ヴィトングッチやエルメスのカバーなんていう高級市場すら存在してたものな。今もまだ持ってて使う当ての無い人がいたら格安で引き取りますよ。と、それはともかく、今だと iPod が似たような市場を持っている気はする。

W-ZERO3シリーズのユーザ等で、付属スタイラスの役立たずっぷりに頭に来ている人がいたら、ステッドラー スタイラスペン先ラミー インプットペン みたいなスタイラス替芯を使ってみるのもお勧め。ペン入力の使い勝手って、ペン側を変えるとかなり変わるもんです。

Palm TX の NVFS/DBCache との付き合い方

Posted by yoosee on Palm at 2008-03-26 12:40 JST

*1  Palm TX の NVFS (Non Volatile FileSystem) について

昔の Palm はデータを(揮発性) RAM 内に保存していたため、バッテリー切れでデータが消えてしまっていたが、Palm TX 等では NVFS と言う仕組みでデータを保持するようになっている。NVFS の発想は結構単純で、ストレージとして不揮発性メモリにデータを保存し、実行時に今までの PalmOS の実行環境のように揮発性メモリ(RAM) に読み込む形になる。
これだと毎回実行時にデータ読み出しに時間がかかってしまうので、NVFS 搭載機種では DB Cache と呼ばれるキャッシュの仕組みを持っており、アプリケーションを RAM 側にキャッシュしている。

TX では DB Cache がOS使用領域の約7MBを除いて約13MBあるのだが、この容量を使い切ってしまうと任意のタイミングで自動的に RAM 領域の掃除が行われ、このタイミングでパフォーマンスがかなり低下したり動作がフリーズすると言う現象が起きてしまう。

正直言って「バッテリー切れでもデータが消えなくなった」程度の事と引き換えにするには NVFS のモッサリ具合は許容出来る度合いを越える改悪だと思っているが、ともあれこれが搭載されている機種をそれなりに快適に使うためには幾つかコツが必要になってしまった。以下、備忘録代わりに記す。結論だけ書くと、Off Flush は必須なので入れとけ、他は必要に応じてお好みで。より詳しい情報は 1src.com に投稿された Divining NVFS and Palm memory Problem がまとまっている。

*2  DBCache をクリアする - DBCacheTool, OffFlush

この DBCache を能動的にクリアすることでパフォーマンスを改善するソフトとして、DBCacheToolOff Flush といったものがある。DBCacheTool では空き領域が決まったサイズ・割合以下になった場合、自動的にアプリケーション切り替え時に Cache のクリアを行うことが出来る。但し Cache のクリア処理は結構重く、数秒〜10秒間程度、デバイスが入力を受け付けない状態になってしまう。一方の Off Flush では電源を切る動作のタイミングで実行されるため、利用者側のストレスが少ない。設定により、操作が無い状態で一定時間経過した場合の自動OFF時には実行されないようにも出来るのが意図せぬフリーズを防げるのも便利なので私はこちらを使っている。また、両者とも DA から実行してのクリアが可能になっている。

*3  起動時の Cache 読み込みを抑制する - UnCache, CleanStart

NVFS/DBCache 搭載機種ではソフトリセット後の起動時に Launch Code 5 が発行され、全ての実行可能アプリが一度実行されて破棄される、という処理が行われる。これにより常駐(APIフック系)アプリを起動したりアプリを RAM 内に予め読み込んだりするのだが、アプリを多めに入れていると起動直後には DBCache の空きが殆ど無い状態になるのが厄介だ。

この動作を制御するのが UnCache($5.95) と言うソフト。最近出てきたフリーウェア Clean Start も同用途のもの。これらで起動時の読み込みを制限することで、リセット直後の DBCache の空きを減らしたり、リセット処理自体の時間を短縮することが出来る。

但しこの初回起動→破棄行程が行われないと、常駐イベントフック型のアプリ(例えば CJK OS や Resco Backup 、FEPSwitch 、DBLauncher などシステム Tweak 系) は正しく動作しなくなるので、除外(起動時に読み込む)リストに入れておくこと。また Clean Start は動作に必須のファイルも除外対象に出来てしまうので注意が必要。下手するとリセットループを喰らう。

*4  必要なアプリはCacheに常駐させる - RescoLocker

こちらは逆に、特定のアプリを DBCache に常駐させる(RAMにLockする)ことで、よく使うソフトの起動を高速にしたり安定して動作するようにする。 起動は目に見えて早くなるが、当然 Lock が増えるほど DBCache の恒常的な消費量は多くなるので、対象は厳選した方がいい。

*5  Dynamic Heap を拡張する - UDMH

NVFS 搭載機種は概ね DB Cache とは別に 10MB の RAM を持っていて、ソフトウェアの実行用メモリ・Dynamic Heap として利用する。通常の Palmware であれば特に問題にならないサイズだが、大量の Heap を消費するアプリ、例えば TCPMP, PalmPDF, LJP 等では Not Enough Memory エラーになることがある。

UDMH($9.95) はちょうど Linux で HDD 上の swap 領域を仮想メモリとして使うように、NVFS の一部をメモリの一部として使う機能を提供する事で Heap を拡大することが出来る。アプリによっては必須だが、普通に使う分にはさほど必要性は感じられないかもしれない。

*1  Wikipedia日本語版をEPWING形式にして携帯する

最近流行りのようなのでWikipedia日本語版をEPWING形式に変換するのに挑戦。方法はほぼ いや。何となく。 「wikipedia-fpw」でWikipediaをEPWING形式に変換 のまま。作業は Debian 上で行っている。以上を取得し、patch を当てて freepwing をインストール。wikipedia-fpw を展開したディレクトリに、jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2 を解凍して wikipedia.xml と言う名前で置き
 % fpwmake
 % fpwmake catalogs
 % fpwmake package
を実行。home の下で作業するために fpwing の build 時に configure で --prefix と --perllibdir をいじった。

EPWING形式への変換(fpwmake)は ML115 (Opteron 1210 / 1.8GHz) で約3.7時間かかった。出来た wikipedia-fpw-20071202.zip のサイズが 670MB 程度で、これを一度展開した後に DicCompressorJ でレベル1の再圧縮をしたもので、サイズが889MBになった。画像等は含まれない。

ちなみに Wikipedia 日本語版全コンテンツのXML は上記リンクの
http://download.wikimedia.org/jawiki/latest/jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2
で取得できるが、これを
http://download.wikimedia.org/enwiki/latest/enwiki-latest-pages-articles.xml.bz2
とすると英語版が取得できる。サイズは日本語版の xml.bz2 が 680MB 程度だったのに対し、英語版は 3.4GB と流石に大きい。

*2  Palm TX での閲覧

Wikipedia on WordSeekerEPWING辞書ソフトとしては WordSeeker を使うが、現時点では既に配布もサポートも終了している。WordSeeker 以前に定番だった Buckingham EB Player も配布終了している。新たに使いたい人に選択肢が無いのが辛いところ。

手元では WordSeeker で動作を確認したが、特に問題なく検索が可能で、検索後のページで Hyperlink をたどるのもサクサク動く。ただ辞書サイズが大きいからか知らないが、検索語表示でフリーズしてしまう事が何度かあった。

*3  iPod touch での閲覧

Wikipedia on iDicJailbreak されているのが前提だが、EPWING辞書ソフトとしては iDic が使える。ダウンロードした zip を iPod に ftp や scp 等で転送し、zip を展開した iDic.app を /Applications/ の下に移動、SpringBoard を再起動するとアイコンが表示される。

辞書の方は任意の場所 (標準では /var/root/Media/dic) に WIKIP ディレクトリをそのままこれも scp 等でコピーし、iDic の起動後に Setup から辞書の場所を指定する。動作はこちらも軽快で、フォントの大きさも自由に設定出来るため、なかなか読みやすくていい。

*4  W-ZERO3[es] での閲覧

EPWING辞書ソフトとしては EBPocket を使う。無料版と有償版があるが、利用だけなら無料版でも可能なので機能を見てお好みで。手持ちの miniSDカードの都合で EBPocket では試していない。

英語版Palmの日本語化にYomeru5を試す

Posted by yoosee on Palm at 2008-02-18 22:00 JST

*1  Yomeru5

GPL で配布されている PalmOS 日本語化ソフト、Yomeru5 (5.0beta24) での Palm TX 日本語化を試した。Yomeru5 の ZIP に含まれる Yomeru-5.0-xxx.prc と日本語フォント、加えて YAHM.prc を HotSync でインストール。YAHM の設定画面で Yomeru5 を有効にし、インストールしたフォントを有効にする。
日本語入力は POBox や ATOK など別途容易する必要があるが、その辺は私が普段使っている CJKOS も似たようなもの。

動作としては、さほど問題なく各アプリを日本語化してくれている。CJKOS に比べると動作が遅く感じることがあるが、フォントのアンチエイリアスを有効にしている影響かもしれない。また安定性は悪くないとは思うが、使用中に数度、原因不明のフリーズ/リセットを体験した。Yomeru5 の問題なのかは不明。

機能として面白いのは A.E.Change と言う日本語エンコーディングのトランスレーション機能があるところ。例えば標準の Web (Blazer) では日本語のページは文字コードによって読めないものがあるが、この機能を有効にすると概ね読めるようになる。ただ何故か VarsaMail ではSubjectは日本語表示出来るものの、本文表示では文字化けが直らなかった。

またフォントコンバータが含まれており、任意のフォントを変換して使うことが出来るようになっている。試しに変換したメイリオはアンチエイリアスを有効にしてもちょっと残念な見栄えになってしまったので、当該サイズの bitmap font が含まれるものを使った方がいいのかもしれない。細かいパラメータによる bitmap レベルのチューニングも出来るようだがそこまでは手を出せなかった。

OSSの日本語化ソフトがちゃんと動き、エンコーディングの変換やアンチエイリアスにも対応しているのは機能的にも優れた点だが、日本語を綺麗に表示するにはちょっとコツが要りそうな感じだろうか。

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Posted by yoosee on at 2008-09-07 03:05 JST

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