Wikipedia日本語版をポケットに入れて持ち歩く
Posted by yoosee on Palm at 2008-03-03 22:00 JST1 Wikipedia日本語版をEPWING形式にして携帯する
最近流行りのようなのでWikipedia日本語版をEPWING形式に変換するのに挑戦。方法はほぼ いや。何となく。 「wikipedia-fpw」でWikipediaをEPWING形式に変換 のまま。作業は Debian 上で行っている。- freepwing-1.4.4.tar.gz
- freepwing-1.4.4+20070216.patch.gz
- wikipedia-fpw-20071202-src.tar.gz
- jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2
- freepwing-1.4.4+20070216.patch.gz
% fpwmake % fpwmake catalogs % fpwmake packageを実行。home の下で作業するために fpwing の build 時に configure で --prefix と --perllibdir をいじった。
EPWING形式への変換(fpwmake)は ML115 (Opteron 1210 / 1.8GHz) で約3.7時間かかった。出来た wikipedia-fpw-20071202.zip のサイズが 670MB 程度で、これを一度展開した後に DicCompressorJ でレベル1の再圧縮をしたもので、サイズが889MBになった。画像等は含まれない。
ちなみに Wikipedia 日本語版全コンテンツのXML は上記リンクの
http://download.wikimedia.org/jawiki/latest/jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2で取得できるが、これを
http://download.wikimedia.org/enwiki/latest/enwiki-latest-pages-articles.xml.bz2とすると英語版が取得できる。サイズは日本語版の xml.bz2 が 680MB 程度だったのに対し、英語版は 3.4GB と流石に大きい。
2 Palm TX での閲覧
EPWING辞書ソフトとしては WordSeeker を使うが、現時点では既に配布もサポートも終了している。WordSeeker 以前に定番だった Buckingham EB Player も配布終了している。新たに使いたい人に選択肢が無いのが辛いところ。手元では WordSeeker で動作を確認したが、特に問題なく検索が可能で、検索後のページで Hyperlink をたどるのもサクサク動く。ただ辞書サイズが大きいからか知らないが、検索語表示でフリーズしてしまう事が何度かあった。
3 iPod touch での閲覧
Jailbreak されているのが前提だが、EPWING辞書ソフトとしては iDic が使える。ダウンロードした zip を iPod に ftp や scp 等で転送し、zip を展開した iDic.app を /Applications/ の下に移動、SpringBoard を再起動するとアイコンが表示される。辞書の方は任意の場所 (標準では /var/root/Media/dic) に WIKIP ディレクトリをそのままこれも scp 等でコピーし、iDic の起動後に Setup から辞書の場所を指定する。動作はこちらも軽快で、フォントの大きさも自由に設定出来るため、なかなか読みやすくていい。