使わなくなったWebサービスのアカウントは消すべきか
Posted by yoosee on Web at 2007-07-18 12:00 JST1 借りたものは・・・ - Allegro molto vivace. (2007-07-17)
私にはこういう発想が無かったのでちょっと面白い。blog などもそうだが、最近は新しいウェブサービスが出るととりあえずアカウント名確保のために登録だけするというパターンが多いので、ちょっと考えさせられた。ただ、正直そこまで気にしなくてもいいんじゃないかと思う。フリーで使えるウェブサービス、例えば blog のサービス提供側がなにで儲けているかを考えると、元元持っているサービスへの集客やリテンション目的(例えば OCN 回線に対してのブログ人)と言うケースを除けば、大抵は広告収入だろう。その場合、広告主にアピールできるパラメータはサービス全体での「ページビュー」「サイト滞在時間」と言った通常のパラメータの他に、利用ユーザの「アカウント数」「アクティブユーザ数」などがある。
アカウント数は mixi に例を見るまでもなく、そのサービスが人気だというアピールのための数字として重要だ。広告収入が目的では無いウェブサービスでも、buy out の際などにはどれだけ使われているかと言う数字が重要だし、アカウント数は確実にその一つである。と言うことで、使わないからといってアカウント自体を削除されてしまうのは、確かにリソースの節約という面はあるにしても提供側に取っては痛し痒しだったりする可能性があるんじゃなかろうか。
なお、以上は完全に憶測だけで書いているので念のため。また個人的な好みとしては、検索結果のリンク先が無くなっているのはどんなサイトにせよガッカリ度が高い出来事なので、出来れば消さずにそのまま置いておいて欲しいと思う。