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VNC
故あって Debian Box に繋いでいるディスプレイが使えなくなったので、Windows が入っているノートPCに VNC で画面を飛ばすことを画策する。Windows 側で cygwin の X server を立ち上げてもいいんだけど、ノートPCが無線LAN接続なので、接続が切れたときにリモート起動のアプリケーションが Crash するのはせつない。
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vnc4server
まぁやることと言えば例によって apt-get install vnc4server 程度の事で、その後に
% vnc4server
をコマンドラインから一度起動したら、パスワードや初期設定ファイルなどが自動的に出来た。サーバ側解像度はノートPCにあわせて
-geometry 1024x768 で、~/.vnc/xstartup には uim や gnome-session の起動を書いておく。この辺は .xsession と変わらない。
Windows側の VNC Client は何が良いかよく分からなかったが、TightVNC と UltraVNC で迷って、とりあえず UltraVNC を使ってみる。単純に VNC サーバ側と繋いで全画面にして使う分にはとりあえず不足無い感じ。
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使い勝手
そんなわけで Windows のノートPC を単なる VNC端末として使ってみている。802.11b 越しに使うと、仮想画面切り替え時や Firefox でタブを偏向した際の再描画には 1秒程度かかってしまう。しかし例えば emacs での文字入力程度ならば全くラグ無しに使えるし、回線が切れてもセッションは保持されているので安心。Windows 側のリソースもあまり食わないし、暫く使ってみるかな。そう言えば、同じ Firefox で同じ TrueType (ARISAKA) を使っても、表示されるフォントは Debian の方がかなり綺麗に出るね。フォント回りの私の設定スキルの差というのもあるかも知れないけど。