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daapd を使ってみたけど...
今まではコマンドラインから mpg321 で再生するだけだったので得に興味がなかったのだが、自宅内の数台からライブラリを共有したくなったので Debian に iTunes 互換サーバを入れてみることにした。インストールは例によって
apt-get install daapd
しただけで、 howl や mdnsresponder 等も依存関係で勝手に入って動いているようだ。/etc/daapd.conf を見ると
Root /usr/share/audio
と言うのがあったので、自分の mp3 ファイル置き場をここに symlink して再起動してみる。これだけで他マシンの iTunes から普通にライブラリが見えた。ちゃんと ID3Tag (v2.3) を読んで分類してくれている。素晴らしい。ちなみに手作業で入れるなら
LinuxをiTunesのサーバにする
が参考になりそう。
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mt-daapd - iTunes server for Linux
しかし daapd を実際に使ってみると、数曲流れたところで接続が切れたり音声が乱れたりと、微妙に不安定な挙動になる。何か解決手段はないかと探してみると、mt-daapd と言う似た名前の同様の用途のソフトを見付けた。Debian オフィシャルでは無いものの、download に deb ファイルもあるので早速入れてみる。/etc/mt-daapd.conf の
mp3_dir /usr/share/Music
servername MusicBox
を自分の環境に合わせて再起動。とりあえず 20曲程度は安定して再生している。Webブラウザからステータスを見たりファイルのスキャンを実行と言うこともできるようだ。
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スマートプレイリスト、アルバムジャケット
mt-daapd.playlist と言うファイルをいじると「2週間以内に追加されたもの」「1960年代の音楽」「OggVorbisのみ」といった感じの smart playlist をスクリプト的に定義出来て便利。m3u list も使えるし、画像ファイルを用意すれば、アルバムジャケット画像も表示できるらしい。Amazon から持ってきてみようかな。