RDService で RD-H1 から Debian にネットワークダビング
Posted by yoosee on Debian at 2006-01-02 23:42 JST1 RDService
と言うソフトなのだが、Java で書かれているソフトなので Linux でも動かすことができた。RD-H1 から Debian GNU/Linux (sid) への転送も特に問題なく出来る。RDServiceは、東芝のHDD & DVDレコーダRD-X5で録画したMPEG2 PS形式の動画ファイルを、ネットワーク経由でMacヘダビングするソフトウェアです。
動作環境としては先述の通り Debian sid(unstable) に、BlackDown.org から Debian 用に j2re1.4_1.4.2.03-1_i386.deb と j2sdk1.4_1.4.2.03-1_i386.deb をダウンロードしてインストール(動かすだけなら前者のみでよいはず)。RDService_1.0b3.zip を展開した中にある RDService と言うファイルが jar を実行する shell script になっている。中で sudo による java の実行と -d オプションによる destination directory の指定があるので注意。また RDService が 21/tcp で ftp サービスを起動するため、一時的に inetd から proftpd を停止した。そもそも ftp サービス自体を止めてもあまり問題ない気もするのでしばらく停止させておくが、もし不都合がある人はご連絡を。
スクリプトを起動後、RD-H1 からダビング先としてネットワークを選択すると「RDService」と言う名前のネットワーク機器名が出現する。機器名は -n オプションで任意に設定出来るが、識別できれば何でもいい。
yoosee@one(65)> ./RDService RDService 1.0 beta 3 Copyright 2004,2005 raktajino. (http://homepage.mac.com/raktajino/) FTP control : port 21 FTP data : port 5500 - 5509 FTP buffer size : 1048576 NETBIOS NS : port 137 NETBIOS service name : RDService Destination directory : /home/yoosee/Movies Ready. Name service query from : GR-520xxxxxA (←RD-H1から接続開始) 220 Connected. <00:00:00:000>. USER c416daxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 331 Anonymous login OK, send e-mail as password. PASS c416daxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (以下略)といった具合いで、mpg ファイルが Linux 上にネットワーク転送できた。RD-H1 のインターフェイスが 10Base-T なので速度は 1MB/1sec 程度。標準画質だと 30分番組で 1GB 程度あるので 1,000sec 〜 16.7分程度。遅いのは仕方がない。転送したファイルの形式変換については RD-H1 の録画を ffmpeg で変換 を参照のこと。
今までが VirtualRD for Windows から samba 経由で linux にファイルを送るという頭の悪いことをしていたため、利便性が上がって非常に快適だ。さてそろそろ 250GB くらいの HDD を増設するか。