*1  デッドピクセルの復活方法

Fix your LCD's dead pixels - Lifehackerより。デッドピクセルとは、ピクセル自体が点灯しない状態を言う。これは液晶裏側のバックライトのピクセルが死んでいる状態で、ピクセルは黒色(無発光)になっている。これを復活させる方法は以下の通り。
  1. PC(ディスプレイ)の電源を切る
  2. スクリーンを傷つけないように手を布で覆う
  3. デッドピクセルのある場所のみに圧力をかける
  4. 圧力をかけ続けたままでPC(ディスプレイ)の電源をいれる
  5. 圧力をかけるのを止め、デッドピクセルが消滅したことを確認する
圧力をかけることによってバックライト液晶部分の未充填状態を解消するらしい。当然ながら圧力をかけすぎてディスプレイ自体を壊さないように注意。また余計な箇所に圧力をかけるとデッドピクセルを増やす可能性もあるので要注意と書いてある。

*2  スタックピクセルの復活方法

Fix your LCD's stuck pixels - Lifehackerより。スタックピクセルとは、液晶部分が固定した状態になり、色が変化しなくなったものを言う。この状態ではピクセルは赤・緑・青のどれか、ないしそれらの混ざった色固定発色になっている。

この解消には、JScreenFix と言うソフトを使い、スタックしたピクセルに表示部分を重ねてしばらく点滅を続けさせる。ハイコントラストのRGBピクセルを次々に変化させて表示させることで、ピクセルを活性化させるという方法のようだ。
丁度仕事で使っていた液晶ディスプレイのピクセルがこの状態だったため JScreenFix を使ってみたが、見事に元の状態に戻ってくれた。効果はそれなりにあるようだ。これでダメな場合はデッドピクセルと同様の方法を試すと直ることもあるらしいが、そちらは試していない。

*3  追記(2006-01-25)

多くのブックマークを頂いたようなのでもう少しだけ調べた。スタックピクセルをハイコントラストイメージの点滅で直す方法については、元記事でも何人かのユーザが実際にこれで直ったとコメントしており(効果が無かったというコメントもある)、実際に私のLCDでも利用中に緑色常時点灯になったものに対して効果があった。どちらにせよリスクは殆ど無いし手間もかからないので、試してみるのは悪くないと思う。この手のスタック修正プログラムは何種類かあるようだ(UDPix, Stuck Pixel Remover)

デッドピクセルに関しては手元にものが無いので検証できていない。世間的にはこの手の方法はそれなりに知られているようで、「爪楊枝でつつく」「液晶面を揉む」などの似た方法を散見する。実効性がどれくらいあるのかに関しては不明。「液晶の未充填」と言う原因があるならば直る可能性もあるかと思うが、どちらにせよ確実な方法ではないのだろう。

バックライトに関しての表記は間違いなので訂正。元記事の英語 This liquid is used with the backlight on your monitor,... を読み誤った。流石に液晶が光るとは思っていないのだが、最近の液晶はバックライトがピクセル毎に点灯するように進化したのかと思った(コントラスト的には当然消灯できた方が有利だし、OLED的な物を裏に使う等を色々想像してしまった)が、そんなものはないらしい。

*1  Alertbox: 画面解像度とページレイアウト

元の記事の本題ではないのだけどあまりに心の琴線に触れたので引用。
大きな画面は、ホワイト・カラー労働者たちの生産性を向上させる、最も簡単な方法だ。そして、年間 5 万ドル以上稼ぐ人は、最低でも 1600 × 1200 の画面解像度を使うべきだ。Alertbox: 画面解像度とページレイアウト(2006年7月31日)
全くだ全くだ。1024x768 1 画面だけで仕事をしろなんて言うのは恐ろしく愚かな行為だ。一応私は職場でも UXGA を使っているので文句があるわけではないが (15インチ UXGA の LCD-A15UR だけど)、弊社の基本は XGA なんだよなぁ。

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