*1  英語に対する距離感

orkut を見ていても、ほぼ日本人だけのコミュニティですら、Forum に書込みが殆んど無い。orkut の community 自体が魅力に欠けるという部分も大きいのだが、そもそもここでは機能として日本語を使えないという事があるため、やはり英語を敬遠する日本人は多いのではないかな、と言う気がしてならない。

*2  英語を使うことへの羞恥心

私も英語でのアクティビティが高いとはとても言い難いので偉そうなことを書くのは気が引けるんだが、以前よりは英語に対する抵抗感は薄れてきている。知り合いや仕事相手のアメリカ人やドイツ人等は、挨拶程度の日本語でもガンガン書いて送ったり話しかけたりしてくる。逆に考えれば Hello を言えない日本人なんてそうそういないのだから、それ以上の部分で変な英語を書いたところで、母国語が英語ではない我々には恥でも何でもないのだ。とは言えやはり「間違った英語を書く」のはなんとなく恥ずかしい気がしてしまう。今は私も仕事では特に「恥ずかしいから書かない」と言う選択肢が無いため書いているが、そう言う意識は確かに自分にもある。

*3  とにかく使うこと

週刊モーニングの連載で「ドラゴン桜」と言う 潰れそうな高校を、劣等生を東大に合格させる事で評判を上げ復興させる と言うストーリーの漫画が載っている。以前からこの漫画は勉強方法の秘訣がよく書けてるなと思って読んでいたのだが、今は丁度英語の学習中。英語の先生は

文法なんて気にせず、まず使うこと、書くこと

文法や単語をひたすら学ぶやり方は、陸の上で泳ぎのフォームを練習するようなもの。まず浅いところからでも水に入って泳ぎ始める事が大切

と言っている。習うより慣れろ は言語学習では良く言われることながら、実践している人は意外と少ないのではなかろうか。

正直、自分の英語は謙遜無しでまだ全然レベルが低いのだが、2 年程前から仕事の必要に駆られて読み書き会話もするようになってからは、何度も聞き返しや言い直しをしつつもなんとか意思疏通が出来る程度には話も出来るようになっている。今そうした状態で文法書を学び直すと、以前よりもずっと分かりやすく読める。会話や作文をしていると、どのシーンではどういう表現が必要か、と言うことが感覚的に分かってきて、良く使う定型句が咄嗟に出てくるようになってきた。これも当然ながら、「理論」と「実践」は両輪だと言うことだろう。

別に日常生活で必要で無ければ英語なんて学ぶ必要はないとも思うが、必要だとしたら何はともあれ恥ずかしがらず使ってみることが上達への近道なのだと思う。そもそも使わない物を学ぶ時点で勿体ないのだ。そんな訳で日本語が使えないコミュニティで行動してみるのも悪くないかと思いつつ、色々なところに首を突っ込んでみている今日この頃であった。

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