個人blogのRSSフィードは広告戦略として全文入りにする
Posted by yoosee on Web at 2008-02-20 23:00 JST1 SEO戦略として全文入りフィード配信を考える
original icon from schrank monster.個人ページでも「RSSフィードで全文配信するとページビューが増えず、広告収入も上がらない」論はあるらしいので、個人のblogで全文フィードを配信すべき理由を考えてみる。もちろん「全文フィード + フィード埋め込み広告」を入れるという手はある(企業サイト向けだがpheedoや、またAmazonのような固定リンク埋め込み型も有効)ので、可能ならばそれと併用するのがいいだろう。残念ながら現時点では Google Adsense のような JavaScript 型は非対応のものが多そうだが... と書きかけたが、いつの間にかFeedburnerがGoogle Adsenseに対応したりしているようだ。
個人のblogで広告収入を得ようとする場合、よほどの人気サイトでない限りは閲覧者の大半は検索からやってくる。また一般的に、日常的に見にきてくれている人の広告クリック率は非常に低いという話があり、実際に私の blog もトップページの広告クリック率はほぼ無きに等しい。
そうした事情を考えると、常連によるトップページへのアクセスに相当するRSS配信では、以下のようなパターンを狙うのが効率的じゃなかろうか。
- 全文入りRSSフィード配信で読者を増やす
- 読者の中にはBlogを書いたりsocial bookmarkしたりとリンクを張ってくれる人が一定数おり、そうした層とRSSリーダのユーザ層は比較的マッチングが高いと思われる
- 非リンク数が増えることにより直接的なアクセスが増加する
- ページランク向上により検索エンジンからのリーチが増加する
- 非常連のアクセスが増えることにより広告収入が増加する
- 増えたアクセスの一部はRSSフィードの読者になる(1に戻る)
そうであれば、個別記事URL(Permalink)の伝播層である可能性の高いRSSリーダ利用者の利便性を挙げる戦略は、最終的なPageview増加と言う意味でも、広告のクリック率向上という意味でも有利になるのではないか。
そうした戦略を取る場合、「RSS全文配信してないからもう読まない」と言うユーザが存在する以上、RSSは全文配信する方が最終的なリーチは増加すると考えることが出来るのではないだろうか。前述のフィード埋め込み型広告を併用すればフィード自体へのアクセスでも広告露出が可能なわけで、全文配信をためらう理由はあまりなさそうだ。
ニセ科学批評記事と、それに似つかわしくない広告
Posted by yoosee on Clip at 2007-03-04 22:00 JST1 理系白書’07:第1部 科学と非科学/5 過熱、脳ブーム | 毎日新聞
毎日新聞 (MSN-Mainichi INTERACTIVE) 理系白書で 1月31日から始まった連載「科学と非科学」は、マイナスイオンや血液型ブームを科学の立場からきちんと批評する良い記事だ。昨今のあるある大辞典騒動をきっかけにしたものなのだろうけど、毎日新聞は ID理論 などに乗ってしまった経緯もあり、その反省もあるのかもしれない。と言うのはよろしいことなのだが、その記事の一番最後にのっている広告が
英会話は1日5分から聞き流すだけ! Explitlineと言う、正直ちょっとどうかと思うものになっている。別にこれがニセ科学だとは言わないけれど、テーマ的には微妙な気がする。他にも
「天然素材100%無添加 10万人が効果を納得!? レーサーダイエットと言う広告も見かけた。
某マッチング広告でも「トランクに死体が詰められていた」と言うニュースにトランク販売の広告がでたなんてことがあったようだし、記事と広告のマッチングは(それが可能ならば)少し考えた方がいいと思う。