英語での Conference call

Posted by yoosee on Life at 2004-01-08 23:42 JST

*1  ヘラヘラ英会話

Okdt.blog の「ヘラヘラ5」と言う記事で紹介されている IBM テレコン英会話小冊子 をダウンロードして読んでみる。23 ページの小冊子で、テレコンに必要な会話のパターンやノウハウが載っていて非常に有用。これ、今の仕事を始めた頃に読んでおけていたら楽が出来ていたなぁ...

*2  テレコンで必要な英語

ここ数年は海外、とりわけ U.S.との仕事が多く、今日も毎週定例のテレコンがあった。英会話となると文章を書くときとはまた違った英語能力と言うかノウハウが必要になることを実感しているが、実はそれはさほど難しいものではない。会話をテンポ良く進めるには、定型文を幾つか覚えておいてそれをとっさに出せるようにしておくと良いのだ。会話を途切れさせるのは日本語でも一緒だが『無言』の区間なので、英語で「なるほど(I see)」「そうだね(That's right, I got it)」なりの相槌や、「えーっと(Let me see, Well..)」などの繋ぎのセリフが言えるだけでも随分違う。

つまりは「もうかりまっか?」と言われたときに即座に「ぼちぼちでんな」と言えるかどうかが会話のテンポに差が出る、と言うことである。向うの知人に、「くしゃみをしたときに (God) bless you と咄嗟に言えれば一人前さ」と言われた事がある。私は未だに「How are you?」に咄嗟の返事が出来無いことが結構あるので偉そうなことを言える身分ではないのだけど。

*3  正しいコミュニケーション

もちろん、それだけでは会話は出来ない。特にビジネス英会話で大切なのはお互いの理解に齟齬が無いことだろう。時差のある国の間での仕事は、小さな理解の差異ですら一旦生じると修正するのに日をまたいでしまい、時間が無駄になってしまう。

齟齬を無くすには、まず相手の言っていることを確実に聞き取らなければならない。とは言えリスニング能力など一朝一夕に完璧になるわけがなく、ましてや国際電話越しの音質が劣化した声で、相手のゼスチャーも描画による説明もないテレコンでは、聞き落としはどうしたって発生してしまう。

それならばどうするかと言うとそれは簡単で、分かるまで聞き直し、確認すればいい。この冊子の『テレコンでの決まり文句』の章の中でも幾つもの「聞き直し」「確認」の会話パターンが載っている。今通っている英会話学校でもこの部分はしつこい程に繰り返し教えられており、その重要度は極めて高い。

相手がテレコンに慣れている人ならば、多少長い説明の後ならば「私の理解を確認させて欲しい。君が言ったのは...」と内容の再確認をしてくれるだろう。当然ながら自分がこれをやるのも効果的だ。

そういった自分の体験に照らし合わせて読んでみても、この冊子はテレコンで使う一通りの定型句やパターンをフォローしているようで、個人的には「あ、自分のやり方で良かったんだ」や「あぁ、こう言う言い方の方がスマートなのか」と言う発見があって非常に面白い。テレコンを行う人だけではなく、英会話が必要な全ての人にお勧めだと思う。

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