1 orkut.com, in affiliation with Google
Google のやっている invite 制 Social Network Site、orkut.com に誘って頂いたので早速参加してみる。かなり細かいプロフィールの入力を求められ(無論英語)、登録が完了すると friend of friend を基本としたネットワークが表示されたりする。プロフィールが細かいので、各人の嗜好等が分かって結構面白い。コミュニティを作ることもできるようだ。早速 StarTrek や Palm, Debian, Bloggers など幾つかに参加してみる。インターフェイスやサイトデザインはそこそこ良く出来ていて、特に friend の network を辿るのは直感的な移動が出来る。日本語は使えないみたいだけど。2 出会い系?
自分の顔写真を登録している人がかなり多い。プロフィール入力にかなり細かい外見の入力 - 背丈、人種、体形、目の色、チャームポイント - や「理想のデート」「相手に求めるもの」みたいな欄がある。更に「恋人を探している」みたいな入力もあって、参加者一覧ページの情報も、「ファーストネーム, 性別, 既婚/未婚, 居住地域」及び顔写真が表示されてるわけだ。これ、そもそもの目的は FOAF の推進と言うよりは出会い系ツールなんだろうか...しかし実際問題、現実世界での恋人探しは例えば友達の紹介や友達の企画する合コン/イベント、ないし自分が興味を持った集団内だったりすることが多いわけで、こうした Friend of a Friend を通じた「ある程度の信頼性のある」恋人探しというのはこの先結構ありなソリューションなのかも知れない。いや私は探してませんし、登録されてるのは圧倒的に♂が多いですが。あ、バイセクシャルやホモセクシャルの意思表示もあったな確か...
3 そもそも Social Network は
あちこちの記事や blog でも取り上げられているけど、今はバブルみたいになっていて特に海外では乱立状態らしい。流行りのキーワードには金が付くからね。当面はさまざまなサービスが提供され、淘汰されていくんだろう。ポイントは「広さ」じゃなくて「深さ」と言うか、Noise と Signal の切り分けはあらゆる「一般ユーザが参加するサービス」の重要な技術的要素になっていくんじゃないかなと思ったりもする。orkut も人数が増えるほど問題になりそうだが、Karma あたりが有効に働くんだろうか?とは言え私は特に "IRC と言う SN" で人間関係を拡大した歴史があるため、SN には結構肯定的。IRC は例えば始めは自分が興味があったり友達がいたりするチャネル(コミュニティ)に参加し、そこで幾つかの新たな関係が出来る。暫くすると新しい友達のいる別のチャネルに join して friends of a friend との交流の機会を持つことになる。さもなくば自分で新しいチャネルを作ることもできる。そうした意味では IRC も SN のひとつと言えるし、そうであれば SN はそれなりに成功の要素を含んでいると個人的には思う。
他には例えば はてなダイアリー 等も SN の要素を含んでいると言えるかも知れないし、関心空間 や /.J の journal 機能、新規導入が検討されている Friend or Foe も同様の役割を果たし得るんじゃなかろうか。本質的に、人って寂しがりやだし。まぁこの orkut.com がどうなるかは分かりませんが。
4 他愛もない雑感
- firstname じゃなく nickname を表示する設定にしてくれないと誰だかわからん
- 何度見ても orkut は okdt に見える...
- 一方的なファンな場合は friend じゃなく bookmark の方がいいのか? でも add もしたいなぁ
5 それはともかく次の朝
Login session が timeout していたので再 login しようとしたのだが、なんだか login しても "Page not Found" とか言われるんですよ。なんだこりゃ。login は出来てるのか? よーわからんのでとりあえずサポートにメール。...と数時間後、また問題無く login 出来るようになった。サポートが修正してくれたのか一時的な不具合だったのかは不明だが、使えるならいいや。あ、もしかして日本語の Message を Send/Receive したのがまずかったのか?
これ、ほんとにあちこちで言われます。orkut召還はありがたかったんですが、どうもわたしからの召還がSPAMと間違えられることが多いのも、このせいかもしれません(苦笑