天童温泉は割と古い温泉街なんだけど、微妙に寂れている気もしないでもない。今回はたまたま予約が開いていたという理由で「
花月楼」に宿泊。2 階建て 20 部屋程度のさほど大きくない宿だが、部屋は 8+6 の 14畳と結構広く、数寄屋造だと言う建物の雰囲気も悪くはなかった。「日本庭園」と称する庭が狭くて草木が多すぎたのはちょっと興醒めだったし、二階の男湯からだと周りの民家や電柱が丸見えなのは風情という点でどうかなぁと思ってしまったが。
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旅館料理
料理は結構品数が多くて豪華だし、味も普通に美味しい。鮎の塩焼きも久しぶりに食べた気がする。イルカ入りの「山菜イルカ汁」も久しぶりに食べたけど、これって山形名物だったのか。子供の頃に食べた記憶があったけど、やはり特別美味しい物ではないなぁ。なめこおろしと蓴菜の和え物が美味。旅館名物という「りんごの焙烙焼き」も甘くて面白い味だった。何より自室で落着いて食べられるのが嬉しい。日本酒はいまいちだったけど。