Palm Centro は北米ではまだまだ売れているようだ
Posted by yoosee on Palm at 2008-08-19 13:00 JST1 Over 2 million Centros sold! - The Official Palm Blog
(恐らくは) Credit History の関係で iPhone がまだ買えずに悲しい思いをしている妻(と私)だが、そんな経緯でAT&Tのショップに寄ると、30分程度の待ち時間の間に高校生くらいの女の子が Palm Centro を購入していく姿を 2 人も見かけた。実際街を歩いていても、外見年齢10代から40代過ぎまでCentro を持ち歩いている女性はとても多い。まあ正直言ってこっちの携帯電話はショボい。日本のケータイがガラパゴスだのなんだの言われているが、少なくとも一般に出回っているケータイのレベルは日本に及ぶものではない。軽く4,5年は遅れている。(SMS以外の)Eメール、モバイル向けウェブといった日本のケータイでは基本過ぎる機能ですら、きちんと搭載された端末はさほど多くない。
もちろんスマートフォンや一部のBlackberryといった高機能なモバイルデバイスはそれなりの種類があるのだが、高機能な分だけ購入価格も維持費も高く、サイズも普通のケータイと比べてかなり大きいものが多くなり、使い勝手も悪かったり習熟が必要だったりするなど、ティーンが気軽に使うには難しい端末が殆ど。値段とサイズの点で言えば iPhone も事情はさほど変わらない。
そんな中で、価格も$99と安く、普通のケータイレベルの大きさ・重さで、SMSだけじゃなく普通の電子メールやIMが使え、Webブラウザもそこそこ(英語圏なら)ちゃんと動作し、カメラもBluetoothもタッチスクリーンもQWERTYキーボードも搭載しており、普通に使うなら操作も簡単で動作も軽く、ゲーム等のアプリを追加することも出来る PalmOS 搭載のスマートフォンである Centro は「普通の米国ケータイよりましな機能が欲しい非スマートフォンユーザ」には非常によくマッチしているようだ。
実際に Centro 購入者の 70% は非スマートフォンユーザ と言う数字もあるようで、つい先日には販売も200万台を突破した。この4ヶ月間で+100万台売れた計算になる。恐らくはまだしばらく売り上げが伸びるだろう。
日本でも売れる要素はかなりありそうには感じるので是非販売して欲しいものだが、米国と違って非スマートフォンユーザでも十分高機能な端末を利用している上に、iPhone と同様に絵文字メールや着メロ、おサイフと言った辺りが障害になりがちな日本ではやはり少し難しいのかもしれない。