Palm Centro smartphone が100万台突破
Posted by yoosee on Palm at 2008-04-02 18:00 JST1 Palm Sells Its One-Millionth Centro
米Palm社の PalmOS Garnet 搭載スマートフォン Palm Centro の販売台数が100万台を突破したそうだ。発売が2007年10月14日なので、半年経たずに100万台を売ったことになる。少し前に行われた Palm Q3 Conference Call でも Centro の強さが取り上げられている。
The Centro is also bringing in new customers for Palm as its own early buyer study has shown that more than 70% of Centro buyers were "traditional" cell phone users. Twice as many Centro buyers than Treo buyers were under 35 and 95% of them have signed up for a data plan.Palm Q3 FY08 Conference Call Highlights新規 Centro ユーザの 70% 以上が非スマートフォンからの移行組と言うことで、市場を広げる方向に売れているようだ。35才以下のセールスも大きいようで、恐らくはPDAとしての Palm に必ずしも馴染みがない若い世代にも売れているのだろう。性能はともかく価格ラインナップ上は廉価版なので収入への好影響は限定的らしいが、Palm としては久しぶりにいいニュース。
値段が安く(非アンロック版なら$99.99)てサイズも小さく、それでいて使いものになるQWERTYキーボードが付いており、Bluetooth やカメラも搭載している 320x320 タッチスクリーン搭載のスマートフォンであり、デザインやカラーバリエーションも一般受けしやすく仕上がっているので、人気が出るのも不思議じゃない。シカゴの空港にあったPalmStoreで触ってみたけど、十分小さくて普通に欲しくなったし。
日本でも使えたなら、過去に CLIE を使っていたような潜在的ユーザも含めてニーズは結構あると思う。日本でもスマートフォン自体は出てきている情勢なんだし、いい加減にどこか(+Palm Japanは)検討しませんかね。
日本のスマートフォン市場は世界トップレベル?
Posted by yoosee on Gadget at 2006-10-11 23:42 JST1 2006年上半期のスマートフォン出荷台数は75.5%増加、日本がけん引 / デジタルARENA
世界のスマートフォン市場の 1/3 は日本で販売されているとの記事が出ている。スマートフォンは、日本での伸びが著しく、前年比153%増の1160万台に達した。これはスマートフォン全出荷台数の33%に当たり、EMEA(欧州、中東、アフリカ)を抜いて首位となった。2006年上半期のスマートフォン出荷台数は75.5%増加、日本がけん引 / デジタルARENA元ネタの Gartner Says Worldwide Combined PDA and Smartphone Shipments Market Grew 57 Percent in the First Half of 2006 を見ても確かにそう書いてあるけど、日本のスマートフォンって、どれのこと? 個人的に思い当たるのはせいぜい WILLCOM の W-ZERO3, es と、HTC くらいなのだけど、これの販売台数が 1,000万台を越えたなんて有り得ない。
と言うことは、単純に今どきの高機能な 3G 携帯電話を全てスマートフォンカテゴリに入れているんだろう。
日本は世界で最も活力のある市場であると述べ、その根拠に、日本においては携帯電話のほとんどが「スマートフォン」であることをあげた。なお、ここで Symbian がいう「スマートフォン」とは「マルチメディアコンテンツに対応した携帯電話」とのこと。Japan.internet.com ワイヤレス - Symbian OS の出荷率は日本向けが26%〜Symbian CEO 来日と、こんな意見もあるようだ。個人的には PDA から発達した自由度の高い汎用 OS 搭載を想像してしまうが、確かに今の携帯電話は PDA との境目が無くなってきているといわれて久しいので「スマートフォン」と呼ぶのもありかもしれない。ただ、JEITA 2006年度移動電話国内出荷実績 及び 同2005年度 を見ると、全携帯電話では 1ヶ月に大体 350万-600万台、1-6月の合計で 3078万台の販売があるようだ。前出の 1160万台を考えると、約 37.6% が「スマートフォン」とカテゴライズされていることになる。割合としては多いような少ないような。Gartner がどういう基準で線引きしたかを知りたいところ。