マルチエミュレータの Little John、以前は Zodiac のみに対応していたのだが、ふと今日思い付いてみてみたら PalmOS 5.x 版が今年の 1月にリリースされていたらしく、現在は 0.9 が GPL / フリーで公開中。SNES, NES, GB 等に対応していて、SNES は
snes9x からの派生らしい。OS5.0 以上のハイレゾ端末のみで動作。T|3 や T|C 以外の端末では、動的メモリ確保の関係で
UDMH (Unlimited Dynamic Memory Hack) が必要になることが多いらしい。Over Clock が必要なときは
PXAClocker を使う手があるが、ある程度の基本性能は必要な感じ。
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SFCのゲームがT|T3で動いた
一応手元に実物カートリッジがある幾つかの SFC タイトルを動かしてみたが、かなり普通に動く。音も出るし Turbo もかけられ、ゲーム状態の Quick Save/Load も出来る。素敵だ。ちなみに 0.9 だと SNES のキーアサインが出来なかったので 0.7 で動作させてみている。処理落ちもせず、サクサク動いていい感じだが、音を出すとたまに処理落ちと言うか同期ズレが発生する。それとバッテリー消費量やキー操作にはどうしても難があるな。動くだけ凄いけど。
3
試す前には Full Backup を
ところでこう言う怪しげなソフトを試す前には必ずデバイスのフルバックアップをしておこう。HotSync だけでは取りこぼすものが多いので、外部デバイス(SD,MS)にバックアップを取るものか、pilot-xfer 等のデータ全てを吸い出せるソフトを使うべし。個人的には
BackupMan がお勧め。