Palm Centro AT&T version を2週間くらい使っての感想
Posted by yoosee on Palm at 2008-06-25 15:00 JST1 palm Centro smartphone
先週から Palm の PalmOS5 搭載スマートフォン Centro を使っている。Centro かわいいよ Centro。使っているのは AT&T の Glacier (白色) バージョン。Sprint は 3G CDMA なんだけど、AT&TはGSM/EDGEなので回線速度は200kbps前後と、用は足りるもののあまり速くない。個人的には今まで Palm と es で別々にやっていたことを1つの小さなデバイスにまとめられた事だけでも嬉しいし、Palm デバイスとしても小さくて軽くてキーボード付きで TX と比べてもサクサク動く Centro はとても気に入っている。正直これ、日本で売ったらかなり人気が出ると思うので、Palm Japan はいい加減に活動すべき。と言うわけで以下に簡単にレビュー。
インプレッション
- デザインもサイズも可愛い! 持ってて何だか嬉しくなる。Centro かわいいよ Centro。今年中に200万台行くだろうというのも理解できる。
- DBCacheサイズが大きいのか、NVFS搭載機種としてはTXより癖が無く、動作もサクサクで嬉しい。
- 通信機能をONにしていると、バッテリーの減りはかなり早い。頻繁に通信しているからかもしれないが、元々 1150mAh で待ち受け300h 通話 4h とバッテリー持続時間は短めではある。
- WiFi 搭載のTXと違ってほぼ常時通信環境があるスマートフォンなので、通信機能はTX以上に活用している。またプッシュ型通知や定期的なデータ取得が出来るのが嬉しい。WiFiも使えたら… と思わなくもないけど。
- キーボードは思っていたよりも全然問題なく使える。カメラも Bluetooth も付いてるし、WiFi 以外で欲しかったなと思うのはGPSくらい。
- 107×53.6×18.5mm, 125g 。持った感じは日本の携帯電話と比較しても充分小さくて軽い。質感はツルッとして丸っこいのがやっぱり可愛い。
- CPU 312MHz XScale, 64MB Flash, 1.56インチ 320x320タッチスクリーン。上位機種の Treo と比較してもさほど遜色が無いスペック。特にハイレゾなのが嬉しい。
- サイズ的な制約からか、スタイラスがプラスチック爪楊枝みたいな悲しいものに。とはいえキーボードがあるから利用頻度は低い。
- Bluetooth 1.2 と IrDA 搭載。HFP/HDP は最初から使えるが、 DUN や A2DP/AVRCP を使うには別途ソフトウェアが必要。
- その他、microSD(SDHC)スロット、130万画素カメラ。コネクタは Palm TX 等と共通。オーディオプラグは 2.5mm 径。サイドに音量のアップダウンキーと設定可能なキーがある。また、ストラップ用の穴がついてる。
- 日本語表示はいつも通りCJKOSで特に問題無し。日本語入力は Pobox FEP + 大富豪辞書。鍵盤交換を使って Shift+Space で日本語入力切替。
- HotSync先は今回はOutlookにしたが、日本語もそのまま問題なく使えている。Scheduleだけ量が多すぎるからかまともにSync出来ていない。
- 標準のメールとWebは日本語が化ける。メールは Agendus Mail SSL edition で日本語が使えるが、Web は PalmGate では駄目。多分 Mini's patch for Iota なり Opera mini で頑張る必要がありそう。
- PalmOS デバイスにしては珍しく(?)、標準アプリが充実していて結構使い物になる。マルチIMクライアントやプッシュ型でExchangeと同期できるXpressMailなどが便利。
- TCPMP での動画再生はXvidでは問題無し。画面が小さいのがちょっと難点だけど。
- LJPが普通に動くところを見ても、DBCache RAMサイズはTXより大きいのかもしれない。