USB Bluetooth アダプタと Tungsten T3 の接続
Posted by yoosee on Palm at 2004-08-18 23:42 JST1 Hagiwara Sys-Com HNT-UB02
WiFi を横目で見ながら Hagiwara SysCom の Bluetooth USB アダプタ HNT-UB02 を購入。値段は税込 3,980円で GW-BH03U と似たようなものか。2ch Bluetooth スレによると、HNT-UB02 の方は WIDCOMM1.4.2 Build10 を使っていて HID もサポートするらしい。まぁ個人的には当面は Palm と繋がればそれで宜しい。箱を空けてみると、サイズは今どきの USBメモリよりも小さい感じでとても小さい。2 WindowsXP + Bluetooth <-> Palm Tungsten T3
付属の CDROM から WIDCOMM のドライバとユーティリティをインストールし、デバイスを挿して認識させる。My Bluetooth Place と言うアイコンが出来てインストール完了。ここまでは比較的容易だ。シリアルプロファイルを利用し、HotSync Manager でシリアルポート COM7 を指定し、HotSync も簡単に出来た。ネットワークアクセスサービスも開始させ、PC 経由でインターネットへの接続を許可しておく。3 WindowsXP ICS 機能の設定
Palm からの PPP 接続を WinXP 経由でインターネットに繋げるには、Windows 側で インターネット接続の共有 (ICS) を設定し、WinXP を NAT 的に動作させれば良い。Windows インターネットに繋がっている LAN 側インターフェイス、例えばローカルエリア接続の [プロパティ] → [詳細設定]タブ → [ネットワークの他のユーザに...接続を許可する] のチェックボックスをチェックし、Bluetooth Network と Share させる... のだが、ここでエラーになってうまく行かない。Palm -(PPP)-> [Bluetooth(PPP) -(Windows ICS)-> ローカルエリア接続] -> LAN -> インターネット
トラブルシューティング を参照してみると、どうやら ICS は内部セグメント(この場合は Palm → PC 方面)で 192.168.0.1/24 を必ず使うらしく、もう一方のセグメント(例えばローカルエリア接続)で 192.168.0.0/24 を使っていると利用できないらしい。利用するには LAN 側を 192.168.1.0/24 等、別のネットワークに変更する必要がある。ルータから Linux から設定を全て書き換えるのは面倒すぎるし、ICS の IPアドレス範囲を変える方法 は危なさそうなので、ひとまず諦めてブリッジ接続を試みる。
4 WindowsXP Network Bridge 機能 と Palm の PPP 接続
WinXP では PC 自体をブリッジ的に動作させ、複数のネットワークインターフェイスを ネットワークブリッジ に接続することでネットワークを共有させる機能がある。これを作るには複数のインターフェイスを Ctrl を押しながら複数選択させたうえで、右クリックから [ブリッジに追加] するだけでいい。TCP/IP 的なインターフェイスはネットワークブリッジになり、インターフェイスはそれに接続された物理的な口として扱われる。...のだが、少なくともうちの環境ではワイヤレスネットワーク接続をブリッジに繋げてもうまく DHCP でアドレスが取れない。仕方がないのでイーサケーブルを繋ぎ、ローカルエリアネットワークと Bluetooth Network をブリッジに接続。この状態で Palm から PPP over Bluetooth で接続。接続自体は成功するのだが、外に出ていけない。Palm の Prefs → Network → Option(Menu) → View Log を選択し、Graffiti で info と入力してリターンすると、値自体はそれらしいものが入っているようだが、LAN の Gateway が 0.0.0.0 のまま。ping 192.168.0.1 も全く通っていない。やはり PPP 以外の接続は少なくとも素の TT3 では無理と言うことか...
と言うことで明日は Linux で PPP over Bluetoothに挑戦。