*1  あまりに未来方向に高機能すぎる日本の家電

米国に住んで家電を使っていると、ああこりゃ日本の家電とは全然方向性が違うなと感じる。日本の家電はもう「白物」なんて言葉が似合わないほどにインテリジェント過ぎるのだ。日米で家電のセールスポイントを比べてみよう。

日本の洗濯乾燥機
夜中に使っても大丈夫なくらいに静音
斜めドラムで洗濯物にアクセスしやすく水も少量でOK
お風呂のお湯を利用して水を節約
(エアコンと同原理の)ヒートポンプや低温除湿機能で、乾燥での電気代とCO2排出を削減
オゾンを使った「水無し洗浄」を実現
米国の洗濯機と乾燥機
でかくて安いよ!
冗談じゃなく、まあ実際それ以外にセールスポイントは見当たらない... と思う。ちなみに米国では洗濯機と乾燥機は別々が普通で、スペースとかも考えてないっぽい。操作系もダイヤルをグリッと回して合わせるだけどか、そんな感じ。


日本の冷蔵庫
使いやすいように冷凍室を下に持ってきました
瞬間冷凍で細胞膜を壊さず美味しいまま冷凍
冷媒やインバータ・モーターの改良で10年前の機種と比べて電気代1/3以下
空気循環で脱臭したり、特殊なライトで保存中にビタミンを増量したり
縦長ドアの野菜室で長ネギも切らずに立てて保存
米国の冷蔵庫
でかくて安いよ!
とにかく大きさ第一。機能としては一応、水道管と繋いであって製氷が自動だったりはする。


日本の電子レンジ
中上位機種ではターンテーブルはとうの昔に無くなった
温度センサーで食べ物を自動判別、むらなく温める
オーブン機能搭載機種も多数
自動調理機能を使えば煮物やシチューもOK
高熱水蒸気を使ってヘルシーなクッキングもできる
米国の電子レンジ
1200Wであっという間に加熱するよ!
米国の場合は七面鳥が焼ける程度のオーブンは、ある程度のキッチンだと付いてるというのはあるかもしれない。そもそも電子レンジ自体、普及したのは実は割と最近らしい。一応 defrost (解凍) もあるけど、あまり当てにはならないし、途中でひっくり返したりする必要もある。


エアコンや食器洗い乾燥機なんかもコンセプトが全く違うし、トイレなんて日本のは蓋は自動で開くわ便座は暖かいわ水で洗われるわ音楽までなるわで友達の英国人はビビってトイレから戻ってきてた。用途別調理器具が充実していたりするのを見るに、基本的に「1家電1機能」と言う思想なのかと思う。
そしてそもそも「省エネ」と言う概念を感じない。「グリーンエナジー」とか、作る方はなんかこだわりある人もいるんだが、使う方にはなぜあんなに無頓着なのか。掃除機だけは iRobot Roomba のある米国の方が未来っぽいかも。軍事転用だけど。

欧州はどんな感じか知りたいところだけど、日本家電のありえないほどの「未来」さが一番のセールスポイントになるような国は、今の時点で日本以外にあるんだろうか。家電Watchなんてジャンルが成立するのは日本くらいじゃないか。そう言う意味では日本はありえないほど未来の国であるとも言える。

*1  Insignia 22inch class 720p Widescreen Flat-Panel LCD HDTV

半分買い物日記みたいになっているが、先日こちらで Insignia というブランドのテレビを購入した。Insignia 22inch class 720p Widescreen Flat-Panel LCD HDTV というやつで、720p ハイビジョン対応の22インチ液晶テレビで$399。更に大きな画面のものも日本と比べれば割と安く買えるのだが(例えば42インチ1080p LCDで$1,000前後)、日本から37インチのREGZAを送っているのでさほど大きくないのでもいいかなと。かつこのテレビの良い点は、PC用モニターとしての利用が想定されているところ。720pというスペックなのに解像度が1680x1050になっていて、D-SUBの入力もある。DVI入力端子は無いが、HDMIがあるのでそっち経由で繋げるんじゃないかと思う。

同じクラスの液晶ディスプレイをDellで探すとDELL SP2208WFP が$319。Insignia の方は基本がテレビだけあって視野角も広いし(TNぽいけど170°あるからまあ十分)、HDMI、Component, Composit 入力とテレビ用の同軸入力とチューナー(CableもOK)が付いているので、そう考えるとなかなかお買い得。液晶の質もまずまずで、特に不満は無い。

このInsigniaはBestBuyと言うこちらの電化製品販売チェーン店のプライベートブランドなのだが、ちょっと調べてみると、日本でもリーズナブルな価格で薄型テレビを販売しているバイデザインがOEMしているものらしく、同社は他のストアでもPVでOEMしているらしい。日本でも似たようなモデルのLW-2230DHKと言うのが出ているが、日本では売れているんだろうか。

*1  備え付けの(日本基準では)巨大冷蔵庫

GE Refrigerator GTS22KCPBB全米的な事情は知らねど、この辺りの家を借りると大きめの家電は殆どが備え付けになっている。うちも例に漏れず、洗濯機、乾燥機、食器洗浄器、オーブンとレンジ(全て電気でガスは基本的に無い)、電子レンジ、冷蔵庫といった家電が備え付けになっていた。

今回話題にする冷蔵庫はGEのGTS22KCPBBというモデル。これも例によって巨大な冷蔵庫で、冷蔵が15.38ft3(435L), 冷凍6.35ft3(180L)と言うものである。冷凍庫の左上には、どうやら自動製氷機のようなものが付いているが、どこを見渡しても水を入れるようなタンクがない。
日本でも自動製氷機付き冷蔵庫を使っていたが、水をタンクに入れると勝手に氷を作ってくれると言うたいへん便利なものだった。もしかしてタンクだけ損失してしまったのだろうか。と不安になりながら「大家さんに相談するか…。もしかしてGEのサイトでタンクだけ売ってたりするかな」と、Webのスペックを見てみると、アクセサリに「GE SmartConnect Refrigerator Tubing」なるものが。ん? Water Line Installation とはなんぞや? 水道管から冷蔵庫に水のチューブをつなぐ工事??

という訳でよく読むと、こっちの冷蔵庫は水道管から水を引っ張って製氷機があふれるまで自動で氷を作ってくれるのであった。スイッチを入れて一晩経ったら確かに溢れんばかりの氷が溜まっていた。えぇ、この国で自分で水を補充するタンクなんていう手間のかかる仕組みを想像したのが愚かでした。

ちなみにこっちだと、冷蔵庫の外側にボタンひとつで氷がガラガラ出てくるアイスディスペンサーが付いているモデルも多くて、そういうのだと確かに自分でタンクに水を補充して、なんて面倒でやりたくないよなと思わないでもない。便利っちゃ便利なんだけど、水道水の氷が嫌な人はちょっと困るかもなぁ。

*1  DAIKIN フラッシュストリーマ 光クリエール ACM75G-W

DAIKIN フラッシュストリーマ 光クリエール ACM75G-Wハウスダストと花粉対策に空気清浄機を導入しようと思い、例によって kakaku.com や 2ch などをさまよった挙句、あまり悪い評判の無い DAIKIN の、価格がそこそこ安い DAIKIN フラッシュストリーマ 光クリエール ACM75G-W を購入。1万円を切る TOSHIBA 空気清浄機 CAF-G3(S) シルバーメタリック と迷ったが、居間がキッチンと繋がっていて結構広いので、処理能力(適用床面積)の高い方を選んだ。その分、サイズは結構大きめだが、店頭で見た他のモデルも大差無かったのでこんなものなのだろう。
このモデルは1年交換用のフィルタが本体内部に7枚内蔵できるようになっていると言うのも設計として親切。コメントで幾つか見かけたオゾン臭は特に感じない。動作音は通常の静音状態なら殆ど気にならないレベル。臭いなどを感知して強になると一時的に「ゴー」と言う音がするが、大抵は5分も経たずに通常状態に戻る。

買う前は「空気清浄機なんて必要あるんかいな」と思っていたんだが、導入後は少なくともアレルギー的なくしゃみ鼻水はかなり軽減しているように感じる。料理をした後の匂いが消えるのも、明らかに早くなっている。これからの花粉のシーズンに効果を期待したい。

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