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Tungsten T3 の分解
以前書いた
TT3のデジタイザのずれは相変わらずなのだが、気が付いたら購入から 1年半以上経過しており、既に保証期間も過ぎていたので一度分解してみることにする。分解に関しては
Tungsten T3 即バラしを参考にした。基本的には以下の通り。
- 下部スライドのネジ 4本を外す
- ユニバーサルコネクタ部分の引っ掛り(T字型)を外し、スライド下部背面を取り外す
- 本体上部2本、下部2本のネジを外す
- 背面スライド部のカバーを下に引っ張りながら外す
- 本体側面 4箇所の引っ掛かりを押し込みながら前面・背面カバーを分離
- 背面部のハードキー用コネクタを外す(引っ張ると外れる)
- 基盤側の液晶パネルへ接続しているコネクタ、電源コネクタを外す
大体これでバラバラになる。中身については
塩田伸二のPDAレポート - TT3分解レビュー記事が詳しいので特に解説はしない。
No.33 のコメントを参考にして対処してみる。
- 液晶パネルと本体基盤のコネクタを外して繋ぎ直し
- 液晶パネルの上下の隙間に適当な紙などを差し込んで隙間を埋めてみる
- 液晶パネル下部のフィルムケーブル部分に圧力をかけてみる
- 液晶パネルをひねってみる
- 液晶保護シートをはがしてみる
以上のことをしてみたが、結局デジタイザのずれは完全には直らなかった。しかし今まではスクリーン横方向全体に均一にずれていたのが左側だけはずれが小さくなったので、この手の作業が全く効果がないわけではないのだと思う。左側の方が良く使う領域だし。しかし右部は相変わらず 8mm 程度ずれてくれるし、これで直ってくれないと打つ手はもう 15,000円払って交換修理に出すしかないのかな。日常使えないことはないんだけど、手書きメモなどは全滅するんだよなぁ。