*1  本嫌いの人が持っている間違った認識 - hisashim

彼は、「本嫌いの人が持っている間違った認識」として次のことを教えてくれた。シリコンバレー地方版: 本嫌いにさせる日本の国語、文学教育

詳しい内容に関しては元記事を読んで欲しいが、こうした多くの「本嫌い」に共通しているのは、読書なにか高尚な自己研鑽の手段のように思っているという点ではなかろうか。

個人的には、読書というのは単なる娯楽のひとつに過ぎないと思う。読書の動機は単純に「読む楽しさ」であって、それ以上でもそれ以下でもない。SF だろうが古典名作だろうがファンタジーだろうが哲学書だろうが、読んで面白いから読める。悪く言えば単なる時間潰しであって、映画やテレビとたいしてかわりはない。

そうした娯楽として見た場合、本の優れた面として、本は本さえあれば通勤電車だろうがトイレだろうがお風呂の中だろうがベッドだろうが好きなときに好きなところで、しかも好きなところから好きな分だけ読める。つまりは本こそは、好きなものを好きなときに気軽に楽しむのに適した媒体なのである。

*2  読書は能力を高めるか

とは言え、読書が勉強に役に立つというのも事実だと言う実感もある。但し授業でやるように一つの話を細かく分解して行くようなやり方だけでは足りない。

理論と並行して、浴びるように経験することは有効だと思う。6歳からの9年間あれば500冊は読めるはず。大量に読めば文章の型が分かり、つまらない設問は苦もなく解けるようになる(はず)。本嫌いの人が持っている間違った認識 - hisashim

実際、子供から高校くらいまで馬鹿見たく本を読んだお陰で、現代文では漢字の暗記以外にあまり困ったことがなかった。加えて言えば古文・漢文や英語でも「一部の単語が分からなくても全体の文章から意味を読み取る」のが楽にできるので読解系の勉強では重宝したものだ。また量をこなすと自然に読むのが早くなるので、自然と読書量も増えるという傾向があるだろう。

ちなみにこうした「大量のケースをこなしてパターンを見つける」と言う訓練は、語学のみならず、と言うよりも、むしろ理系学問に非常に役に立つものだ。高校までの数学や物理なんてほぼこれが出来ればなんとかなるし。そう言った意味でも読書は全般的な基礎学力の向上に役に立つとは言える。ただ前述のように量をこなすにはやはり好きでないとやってられないので、勉強のために本を読むのは恐らくあまり役に立たないのではなかろうか。

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