*1  スラッシュドット ジャパン | イー・モバイルが定額データ通信サービス及び、対応端末を発表

これはなかなか...
HSDPA方式により、受信(DownLink)最大3.6Mbps/送信(UpLink)最大384kbpsと、既報のとおりのスペックに加え、料金は月額5,980円の定額制を採用。スラッシュドット ジャパン | イー・モバイルが定額データ通信サービス及び、対応端末を発表

現状のドコモのデータ通信料金を見るに、HSDPA方式での定額が出てくるとは思わなかった。特に PC に接続してのものは「PC経由だと何にどれだけ使われるか分からない」と言うことで WILLCOM 以外では定額サービスが提供されていなかったのが現状であり、なかなか興味深い。とは言え HSDPA の提供エリアはまだ一部大都市圏に限られており、利用者は活動範囲を意識する必要がありそうだ。

*2  EM・ONE

その定額サービス対応として発表された Windows Mobile 5.0 端末の EM・ONEだが、バッテリー以外はなかなかスキの無い作り。乗り換える気はないものの興味は惹かれる。WILLCOM からも同等の端末が出たりはするんだろうか。

スペック的には 800x480 のタッチスクリーン, QWERTYキーボード, 802.11b/g & Bluetooth 1.2 内蔵, フラッシュメモリ 512MB / RAM 128MB, ワンセグチューナ という豪華な仕様に加え、ダブルスライド機構とポインティングデバイス & スクロール用ホイールが付いているのも面白い。デジカメは 130万画素のものがついている。クレードル端子が用意されているのも長所だ。標準バッテリは 1,200mAh と、W-ZERO3[es] の 1,500mAh に比べても小さい。それもあってか、バッテリーの使用時間が 4 時間というのがネックになりそう。

サイズは 140×70×18.9mm で 250g と小さくはないが、かさばる感じでもないのは薄さのお蔭だろう。図のように W-ZERO3 や [es] と比較すると、縦横サイズ的には W-ZERO3 を少し長くした感じになる。薄さでは 7.1mm 、[es] に比べても 2.1mm も薄い。

店頭にデモ機があったので触ってみたが、思ったよりも薄い分だけコンパクトに感じた。ものとしての質感は W-ZERO3 よりまし、と言う感じか。スタイラスが相変わらずしょぼいあたり、過去の SONY|CLIE を含めて日本のメーカは PDA を分かってないなと思う。Palm のように、金属性である程度の太さのスタイラスを標準装備すべきだ。個人的には例えば手書き認識率を上げるにも、タッチパネルやソフト的な改善をするよりも、まともなスタイラスを1本付けた方が遥かに簡単で効果があるんじゃないかと思う。

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