*1  スラッシュドット ジャパン | 海外旅行先から家への連絡手段、どうしてます?

欧州方面に約20日の海外出張をする人が、出張先から日本の家への連絡方法は何がいいだろうかとタレコミをしてきてくれた。この手の話題は経験者の談に勝るものは無いわけで、コメントを見ると色々なケースがあってとても興味深い。通話に限ってまとめると、手軽な順にこんな感じか。
  1. 緊急時の連絡用程度ならばローミングかレンタル携帯電話
  2. 現地でもよく使うならプリペイドSIMが使える携帯電話
  3. 自宅へ長時間電話するならプリペイドの国際電話コーリングカード
  4. PCとインターネット環境が用意できるなら Skype や Ustream.tv も便利
一番手軽なのは今持っている端末のローミングだろう。次点で空港などでレンタルできる携帯電話。現地で携帯電話をある程度使うなら適当な安い端末とプリペイドSIMを購入と言うのが常套手段のようだけど、Activation が必要だったり、更に海外発呼の方法は意外と難しい事が多い。説明書を読めれば大丈夫だろうけど、海外のそういった説明書って文章だけがずらずら書いてあって分かりにくかったりする。地域によってはプリペイド携帯電話の利用自体が難しい場合もあるようだ。

プリペイドのコーリングカードは一つあると便利だと思う。日本で買えるものもあるけど、大抵は現地のコンビニやニューススタンドなどで買った方が通話料金が格段に安い。Webページからクレジットカードで認証コードだけ買うパターンもある。もちろん国によって会社が違うので、出国前に確認しておくと間違いが無い。ただこれもアクセスポイントへコールしてから音声に従って操作してと、それなりに手順は踏むので留意のこと。日本で売っているカードなら大抵は日本語ガイダンスなので安心とはいえる。

通信が頻繁かつ通信料金をかけたくないなら、無線LANが使える SIM フリー端末の Nokia E61 を持っていってレンタルSIMを使う なんて手も面白い。インターネット接続に関してはもちろん無線LANで繋ぐのが一番楽だが、公衆無線LANや FON がどこにでもあるわけではないので、最低限でもホテルの予約時にネットワーク環境の有無を聞いておくのが無難。また空港やホテルの無線LANは初回接続時にWebページで認証することが多いので、それなりにちゃんとしたブラウザじゃないと使えない事もある。

ネットカフェなどの公衆端末は、日本人の多い観光地や大都市はともかく田舎だと日本語が使えない事も多いので、当てにしすぎない方がいい。とは言えそんな場合でもローマ字でならやりとりは出来るだろうから緊急なら役に立つだろう。フォントが入っているなら日本語変換は ajaxime なんてのもある。

仕事ならば PC を持っていくことも多いだろうが、個人旅行だと荷物になるし運搬中の衝撃による故障も心配。個人的には無線LANの使える小さいシリコンストレージ端末があると重宝すると思う。そういう意味で Linux Zaurus は旅行用に良いソリューションだったのだが、今だとなにか後継になるものはあるだろうか。あ、ここで Foleo か。

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