300 (スリーハンドレッド)
Posted by yoosee on Review at 2008-02-12 18:00 JST1 300(スリーハンドレッド)
たった300人で100万人のペルシア軍に立ち向かったスパルタ兵の話。ストーリーはあってないようなもんで、とにかく熱い戦闘シーンが素晴らしい。なんというか、実写版三国無双と言う感じ。個々のスパルタ戦士の奮闘がダイナミックにえがかれている。アメコミ原作と言うこともあり、史実やイデオロギー的な部分を考えるとあまり楽しめない気がするので、歴史背景を忘れてアクションを楽しむスタンスで見るべきかと思う。なお最後の最後はもう少し奮戦してから死んでほしかった気はする。4/5点。ちなみに実際のテルモピュライの戦いの記載を見るに
とのことで、荒唐無稽のようで政治的背景はともかく戦闘に関しては意外と史実に近いっぽい。なんで半裸なのかと思ったけど、歴史資料ほとんどそのままの格好なのね。不死部隊なる精鋭部隊も実在だそう。スパルタ重装歩兵の300人とテバイ、テスピアイ兵1,100人の合計1,400人(またはスパルタの装甲歩兵1,000人を加えて2,400人)は、共にテルモピュライに残った。
夜明けを待って、レオニダスは全軍に出撃を命令した。それまでは、街道の城壁での防衛を主としていたが、この日は道幅の広い場所まで進撃した。彼らは槍が折れると剣で、剣が折れると素手や歯を使い、全軍が玉砕するまで戦った。ヘロドトスによれば、この戦いによるペルシア軍の戦死者も2万人にのぼったとされる。