Winny 作者逮捕
Posted by yoosee on News at 2004-05-10 23:42 JST1 Winny の仕組み
今回の逮捕の記事を読んだのを切っ掛けに、改めて Winny の技術的概要 を見てみたけど、良く出来てるなぁ。匿名性と利便性、分散性が見事にバランスしている。鍵交換認証を正しく使えば、身内やコミュニティ内でのある程度安全なファイル交換や、商コンテンツ配布用のプラットフォームとしてもほぼそのまま使えるのではないかしらん。過去ログを読むと開発開始から約10日で形にしているようだし、素敵だな。分散ファイルシステムの方も普通に凄いしなぁ。2 著作権への挑戦?
今回の逮捕には色々見方があるんだろうけど、京都府警がキンタマウィルスで身内の恥を晒された腹いせにしか見えないのがなんだよなぁ。逮捕しといて裏ツールでも作らせる取引でもするつもりかしらん。逮捕理由が「著作権への挑戦的態度」って、態度が悪いと逮捕されるのか。警察は何様だ...ただ 47氏のこれまでの発言集 などを見ていると、氏が本当に警察の自白強要無しで「現在の著作権に対する云々」を唱えている可能性もなくはないのか。
のような発言があって、流石にこれは極論だし、流通以外にも裏方の役割は沢山あるわけなんだけど、氏としてはこう言うスタンスはあったのかもな。逮捕されて世間の耳目を集めようと言う意図があったりしたら興味深いんだけど。... ユーザーはクリエータに直接お金を払うべきであって運送屋やCD屋、パッケージ屋、複製製作者などにお金を払う必要はないはずです。
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ここで、どんなにコピーし放題でも、あたらしいコンテンツだけはクリエーターが作らない限り生まれません。そのため、クリエーターに対して直接お金が払われるようになればソフトはコピーフリーでかまわないはずです。
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