失恋の乗り切り方, 電車男と白馬の王女様
Posted by yoosee on Clip at 2005-07-18 23:42 JST1 「失恋したからといって死ぬワケじゃない」
大方の場合には失恋は時間と新しい恋(時間薬と男薬 by サードガール)が解決するわけなので、それなりに真実を含む言葉ではあるけど、失恋した人にその場でこれを言ってもあまり慰めにはならない、と言うのはあるかも。それと、死にはしなくても復帰方法を間違えると人生に多大な影響が出ることがあるのも事実だから恐ろしい。とは言え失恋を怖がっていたら何も出来ないので、「ここでふられたって死にゃしねぇ」程度に考えるのが本当は丁度いい気がするけど、個人差がある話ではある。2 「電車男」評/ヲタク青年は白馬の王女様の夢を見るか?
2ch の電車男スレを読んだ時に個人的に思っていた感想に近い。しかし少女漫画はそれなりに読んだ過去があるのに、白馬の王子様パターンには気付かなかった。言われてみればまんまで、男女を入れ替えればコバルト文庫にもありそうな話なのに、気付かなかったのは不覚。ところで「電車男」という話を電車側から見た場合、「オタク男が好きな女性のために、周囲の応援によって自分を変えて勇気を得ていく物語」として美しい話なのだけど、これをエルメス側から見ると、個人的には「なんか面白そうな童貞オタク男から言い寄られたから食ってみようかな」程度にしか見えなかった。あまりにエルメスが理想像かつ泣きじゃくる電車なんかを受け入れすぎなので、エルメスってそう言う趣味なんだろ、と思えてしまう(後日談を読むと尚更)。
この黒エルメスを仮定すると、電車の努力なんてしてもしなくても一緒で意味がない。そんなわけで電車男がこんなに人気になるのがあまり理解出来ていない私なのだけど、そんな読み方するのはひねてるんだろうな。