「英語が出来る」事と「英語を使って何かができる」事の違い
Posted by yoosee on Clip at 2005-10-12 23:42 JST1 Web 2.0時代を生きる英語嫌いの若い人たちへの英語勉強法
漠然とした「英語が出来る」と言う言葉に惑わされるな。大事なのは「英語ができる」事じゃなく、「英語を使って何かができる」と言う、その「何か」の方だ、という話。多分。特に仕事で英語を使う場合はこれが最も重要。逆に言えば、その分野についての充分な知識があれば英語力はそこそこでも仕事の会話が出来てしまう。特に IT業界の場合は Technical Term がそのまま英語であることが多いので、キーワードを拾うだけでも会話の流れが追えてしまう事は少なくない。逆に「日常会話はペラペラ」なんていう人でも、仕事の、特に専門分野の話になると駄目だったりする。英語の構文が追えても、名詞が理解できないとどうにもならないからだ。
これは考えてみれば当り前で、日本語だったとしても自分の知らない内容について「議論」や「交渉」が出来るわけがない。特に英会話のリスニングでは、全て聞き取れなくても部分を聞き取っていければ意味が取れるし、Technical Term と言うのは大抵会話のキーになる部分なのでこれが聞けるかどうかはかなり大きい。実際私も仕事の英語はそれなりに使えても日常会話だと半分以上聞き落すことも多いし…。と言うのはまぁ基本的な英語力が足りていないと言うことでもあるんだけど、その基礎的な英語力自体が実際には「慣れ」や「度胸」や「準備」で補える部分も多かったりする。