*1  How to Save the World: Getting Things Done (GTD): Just Say No to Urgent Unimportant Tasks

例によって Lifehacker のちょっと前の記事 Is that todo really important? - Lifehacker 経由。Datebk6 で思い出したので紹介。
自分自身に問いかけて欲しい。この先の 5年間、もし君が『緊急でも重要でもない用事』を、単純にやらずに過ごしたとき、その結果が一体どうなるか。もし答えが「たいしたこと無いんじゃない?」だったら、君はそんな、時間の無駄遣いでストレス満載で繁雑なだけの用事に「俺はそんな事やらない」と言う勇気(そう、勇気だ!)を持てる。How to Save the World: Getting Things Done (GTD): Just Say No to Urgent Unimportant Tasks

まぁそんなわけで、当り前の事なんだけど「GTD でいくら脳の中身を全部書き出したからといって、緊急でもなければ重要でもない仕事は無駄だからするなよ!」と言うお話。

7つの習慣―成功には原則があった!
4.6 (103レビュー)
この文中で重要な役割を果たしている Urgency と Importance を縦横軸に取った 4分割の表は「7つの習慣」に出てくるもの。これが出てくる第3の習慣では

普段の仕事では緊急だが重要ではない事(第III領域)ばかりが優先され、多くの時間が費される。しかし本当に人生に大切なのは緊急では無いが重要な事(第II領域)にある

としている。緊急では無いが重要な事(第II領域)とは、例えば人間関係を築くこと、体を鍛えること、計画的に学ぶことなど、自己を高めるための行動に当たる。一方の緊急だが重要ではない事(第III領域)とは、例えば電話やメールの応対、会議への出席やルーティンワークのようなもの。

Palm を使って GTD 的な事(Todo の書き出しとレビューの繰り返し)を数年前からやっている身から言うと、GTD のようなアプローチは確実に効果があると思う。ただ一方で、もっと遠い範囲を俯瞰する視点として「7つの習慣」も読んでみて欲しい。出来ればきちんと中の演習を実行してみるのがいい。例えば第2の習慣の「自分の葬式で家族・友人・同僚・自分が属するコミュニティのメンバーから、自分の人格・人生について何と言われたいかを考える」と言う演習などは非常に面白い。

ちなみに第3の習慣で第II領域を広げるための肝は「重要で大きなタスクのすき間に小さなタスクを入れる」だから、多分 GTD は 7つの習慣の達成に役立てられるし、7つの習慣は GTD に基本的指針を与えてくれるだろう。つまり両者は補間しあえるものなんだと思う。ということで、良ければ読んでみてください。

( Permalink | Comments (2) | tags: lifehacks  )
Comments
1. kdmsnr at 2006-09-14 10:18
GTDって、『7つの習慣』のいう優先度は「状況」によって変わるんだからあんまり考えない(最初に状況別に分けておく)、っていうアホまっしぐらなところがウケたんだと思います。
2. yoosee at 2006-09-14 11:20
ええ、それをやりすぎると無駄な事まで全部やっちゃうよ、と言うのが元記事になるのかと。7つの習慣のはもっとざっくりとした指針なので、todoを作るときやレビュー時の分類判断ポリシーとして使えばいいんじゃないかと思います。

Please write your comment. email address won't appear. Cannot use any HTML tags in comment.
コメントをお書き下さい。メールアドレスは公開されません。 またHTMLタグは利用できません。
Name   E-mail   URL
Comment

About W.W.Walker

World Wide Walker は yoosee による blog です。PDA, Web・サーバ技術, 美味しい食べ物などの話題を取り上げています... read more

このエントリーのブックマーク

Monthly Archives

Select Month to read