pdaXrom の arm cross compile と ipk 作成
Posted by yoosee on Gadget at 2005-07-21 23:42 JST1 Debian 上に cross compile 環境をつくる
pdaXrom のサイトから 1.1.0RC9 SDK を持ってきて展開。ドキュメントでは /opt に展開しろ等と書いてあるが、もちろん path さえちゃんと設定されればどこに置いても構わない。展開ファイルに付いている opt/arm/runzgcc-vfp.sh は LD_LIBRARY_PATH 等が一部うまくないので BASEDIR 等を併せて適当に修正して実行。あとは普通に source code を make する。compiler や architecture の指定などは configure で色々指定するか、面倒ならば Makefile の CC, LD あたりを gcc から armv5tel-linux-gcc にしておけばいいようだ。2 ipkg を作る
ipk は deb 形式を手本とした単純な tar.gz ファイルらしい。zaurus-ja.sf.jp のドキュメントを参考に構築するが、ipkg-build の中で tar の --exclude がどうもエラーを吐いてくれるので、手で tar して作ったら、control.tar.gz 等を ./control.tar.gz と ./ 付きで tar しなければならないのに気付かずにしばしはまる。それ以外は概ね簡単。Debian arm の deb を dpkg -x で展開して ipkg 化と言うのも試みたが、まぁ概ねうまく行くんだがライブラリの依存関係とかで結構面倒くさいことになることも多いみたい。chroot debian をそのまま使う手もあるけど、本体メモリだけに収めるには容量的に厳しそうだし、適当に re-package した方がいいかも。
ところで ipkg は上書き、競合といった条件は見てくれていないらしく、A, B で同じファイルを使っている場合は、例えば A をremove すると B に必要なファイルも警告も何も無しで消えてしまうので注意が必要。