pdaXrom 1.1.0 が RC から beta1 へステータスが変わったようだ。いつものようにインストールしてみたが、違いが今一つ分からないな。そう言えば以前に
emacs22 で Arithmetic range error が頻発 していた件だが、 (display-time) 等を実行すると floor() が range-error を返すのは以前と同様なのだが、エラー自体が普段から頻発すると言うことは今のところ無い。pdaXrom, emacs22 両者ともバージョンが上がっており、何が変わったのかは分からないが、とりあえず emacs22 が使えるのは便利だ。
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pdaXrom を一般ユーザ(non-root)で使うときの留意点
ところで root ではない一般ユーザを作成してログインし、startx で X を起動してから電源を off にすると、再度 on にした際に数度電源が勝手に落ちる、と言うのが幾つか前のバージョンから発生していたのだが、何のことはない、suspend の前後処理 (例えば /etc/apm/suspend.d/* など) が root 権限で行えないことによる不具合のようだ。s-bit を立てれば済むのだろうが、面倒なのでしばらくは root で使うことにしておく。
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feed list
pdaXrom を update して一番面倒なのはパッケージのインストール。home directory のファイルなどは rsync で母艦側と同期してあるのでさほど困らないが、そもそも rsync 自体が標準 feed には無かったりする。1.1.0beta1 の SL-C760 用 feed は
http://mail.pdaxrom.org/1.1.0beta1/Zaurus-7x0-860/feed/ にあるが、他に使っている feed を幾つかメモがわりに書いておく。
徒然さんのところを除いて概ね古いのが何点か。pdaXrom ってもう流行ってないのかしらん。/opt/ 以下にパッケージが入ることを気にしないのであれば他にも有用な feed 先は色々あると思うが、まぁ私は無駄に気にする質なので…。
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self build
ところで
過去の体験 をなぞって self build しようと
cross-sdk-armv5tel... を持ってきたのだが、
armv5tel-cacko-linux-gcc-3.4.5 の実行時に libiconv.so.2 が無いと怒られた。しかし tarball 内だと libiconv の binary は arm 版しか無いぞ? 自前で用意しろと言う事だろうか。
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正直言えば
自分でパッケージを探してしこしこ入れたり make (cross compile) したりなんて言うことは最近は全くしなくなってしまっていた (ありがとう apt と ports) ので、だるいこと此の上無いな。pdaXrom がある程度固まったら、もう 1度くらい環境構築してそれ以上はいじらないことにしたい。