ハロウィンのカボチャランタンを作ってみよう!
Posted by yoosee on Misc at 2008-10-25 10:00 JST
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意外なほど簡単、パンプキンランタンの作り方
日本では言うほど一般的にはなっていないハロウィンだが、米国だと10月にはいる少し前くらいからハロウィングッズをそこかしこで見かけるし、スーパーの店頭にはオレンジ色のカボチャが数ドルで山積みになり、31日には仮装した子供たちが「Trick or Treat!」と言って歩いているのである。せっかくそう言うところにいるのだからと、まずはカボチャのランタン作りにトライしてみる。 
- 短い糸鋸 - パターンを切り抜くために使う
- 錐か千枚通し - 糸鋸を差し込むための穴をあける
- ギザ歯のルレット - 紙に書いたパターンをカボチャに転写するのに使う
- 短いヘラかスプーン - カボチャの中身を掻き出すのに使う

錐で穴をあけて糸鋸で天辺をくりぬく。 後でふたとして使うので、ずれないように切り欠き部分を作った。またふたとして機能するようにかなり斜めに歯を入れてかぶせたときに落ちないような構造にしておく。

実の部分は意外と薄くて2cm弱くらい。

種は簡単に掻き出せるけど、内側の繊維が多いやわらかいところをきれいにするのに結構苦労する。最終的には糸鋸でくりぬくので、それに適した厚みまで内側を削り取る。カボチャが小さいと中に手とヘラを入れて作業するのが結構大変なので、実は大き目のカボチャの方が苦労しないんじゃないかと思う。

繊維状の部分を一通りかき出し、これくらいの薄さになれば完了。

今回はドーモくんが作っていたパンプキンランタンの顔を参考にさせてもらって、適当に手書きで作成。Webを探すとかなり凝ったパターンが結構見つかるので、そういうのを印刷して使ってもOK。カボチャのサイズにあう大きさになるように注意。

カボチャにテープで紙を貼り付け。跡をつける間にずれない程度にきちんとくっついていれば十分。 パターンの転写は、裁縫道具で布にパターンを転写する道具(ルレット)があればそれが使えそう。 便利な道具が無い場合は錐の先端でプスプス地道に小さな穴をあけてもいい。

道具が揃っていればなぞるだけなので簡単。

意外ときれいに転写されている。

糸鋸が通るくらいの大きさの穴を錐であけて、そこから糸鋸を入れて少しずつ歯を進める。あとで微調整が利くようにパターンより気持ち小さ目・内側を心がけて切り取る。

カボチャの硬さにもよるだろうけど、切り進めるのは意外と簡単。頂点の内側にキリで穴を開けて糸鋸で穴を繋いでいくように切り進む。

切り出したカボチャを引っ掛けて取り出す道具はツールに含まれているが、ない場合はなにか爪のようなものに引っ掛けてカボチャから切り取った部分を外す。

明かりが通りやすいように穴の内側を少し削ったり、エッジがきれいに出るように微調整したりして全体を整える。

なかなかいいんじゃないでしょうか。 サイズ次第だけど、火を使うときにはふたは外しておいた方がいいかも。
その後のお手入れ
いってもただの生カボチャなので、ほっとくと腐ります。 乾かないようにラップをして冷蔵庫にしまうのがお勧めらしい。 特にふたの部分はすぐ乾いて縮んでしまうので注意が必要。 作業時間はこの程度の単純なパターンなら1時間くらい。 意外とお手軽なので、平日の食後にちょっとやってみるくらいの気持ちで十分出来るし、その割に完成したときの満足度が高いので、なかなかお勧めです。