spam blog に Google 八分の鉄槌を
Posted by yoosee on Web at 2008-03-26 21:20 JST1 spam blog の増加と対策
最近の話でもないんだろうが、spam はメールだけでなくWebでも増加しているようだ。ニフティは3月26日、国内のブログ記事の4割が「迷惑ブログ」に分類されるという独自調査の結果を公表した。アフィリエイト広告収入や特定サイトへの誘導が目的で、同社では「無意味なコンテンツ」と定義している。ブログの4割は「迷惑ブログ」――ニフティ調査 - ITmedia エンタープライズこうした spam blog はコピー元にされたblogや検索者にも迷惑だが、一番困るのは検索エンジン各社だろう。現在でも当然ながら個別のblogに対して blacklist を作ったりなにかしらのロジックで回避するような対応策を考えているんだろうが、今のところその手の blog が検索で引っかかるのは事実だし、spam blog 自体が AdWords 広告を出していたりするのも鬱陶しい。
いっそ迷惑blogが目立つblogサービスでは、ドメインやIPアドレスブロックごと、いわゆる Google八分 を仕掛けるルールにしてしまうのはどうだろう。サービス提供側も真面目に対応せざるを得なくなると思うんだが、規約に盛り込めるような悪行と見なせるかどうかが難しいところか。コンテンツ的にはリンク集やニュースサイトや Planet と大差ないんだし。
そう言えばRSSを全文コピー掲載されることへの対策として、各記事本文に元記事へのリンクを入れると言う方法がRSS FooterでWordPressのRSSに情報を入れてコピーブログを防ぐ | 秋元 や フィードの各記事に署名を入れました - F.Ko-Jiの「一秒後は未来」 で紹介されていたので、うちでも近いうちに入れてみようかなと思っているが、鬱陶しくならないかがちょっと心配。
メールでの SPF/SenderID や DomainKeys/DKIM のような本家送信元証明手段が blog にもあるといいのだけど、うまい方法はちょっと思いつかない。
個人blogのRSSフィードは広告戦略として全文入りにする
Posted by yoosee on Web at 2008-02-20 23:00 JST1 SEO戦略として全文入りフィード配信を考える
original icon from schrank monster.個人ページでも「RSSフィードで全文配信するとページビューが増えず、広告収入も上がらない」論はあるらしいので、個人のblogで全文フィードを配信すべき理由を考えてみる。もちろん「全文フィード + フィード埋め込み広告」を入れるという手はある(企業サイト向けだがpheedoや、またAmazonのような固定リンク埋め込み型も有効)ので、可能ならばそれと併用するのがいいだろう。残念ながら現時点では Google Adsense のような JavaScript 型は非対応のものが多そうだが... と書きかけたが、いつの間にかFeedburnerがGoogle Adsenseに対応したりしているようだ。
個人のblogで広告収入を得ようとする場合、よほどの人気サイトでない限りは閲覧者の大半は検索からやってくる。また一般的に、日常的に見にきてくれている人の広告クリック率は非常に低いという話があり、実際に私の blog もトップページの広告クリック率はほぼ無きに等しい。
そうした事情を考えると、常連によるトップページへのアクセスに相当するRSS配信では、以下のようなパターンを狙うのが効率的じゃなかろうか。
- 全文入りRSSフィード配信で読者を増やす
- 読者の中にはBlogを書いたりsocial bookmarkしたりとリンクを張ってくれる人が一定数おり、そうした層とRSSリーダのユーザ層は比較的マッチングが高いと思われる
- 非リンク数が増えることにより直接的なアクセスが増加する
- ページランク向上により検索エンジンからのリーチが増加する
- 非常連のアクセスが増えることにより広告収入が増加する
- 増えたアクセスの一部はRSSフィードの読者になる(1に戻る)
そうであれば、個別記事URL(Permalink)の伝播層である可能性の高いRSSリーダ利用者の利便性を挙げる戦略は、最終的なPageview増加と言う意味でも、広告のクリック率向上という意味でも有利になるのではないか。
そうした戦略を取る場合、「RSS全文配信してないからもう読まない」と言うユーザが存在する以上、RSSは全文配信する方が最終的なリーチは増加すると考えることが出来るのではないだろうか。前述のフィード埋め込み型広告を併用すればフィード自体へのアクセスでも広告露出が可能なわけで、全文配信をためらう理由はあまりなさそうだ。
WebコンテンツのS/N比の問題じゃない、検索技術の問題なんだ
Posted by yoosee on Web at 2007-11-20 22:00 JST1 スラッシュドット ジャパン | ブログは死にゆく技術か?
苦労して書いてまで残したいテキストだけウェブに残り、結果ノイズが減りウェブの価値が上がる。スラッシュドット ジャパン | ブログは死にゆく技術か?そんな風に思っていた時期が俺にもありました。
いつかというと数年前、mixi のような外部から参照不能なSNSの中に日記が移動するという現象が起きた時。この時にも「日記のようなノイズが減ることで検索の S/N 比が改善されるんじゃないか」と言う論があった。
さて現状はと言うと、確かに日記ブログは多少減ったのかもしれないが大勢に影響は無く、一方でアフェリエイトを目的とした spam blog が増え、更にはてなブックマークや del.icio.us のようなソーシャルブックマークが検索に引っかかるようになった。日本版Googleだけかもしれないが、下手すると公式サイトをトップに出してくれない事もあるくらいで、S/N 的には悪化している。
そもそも Google は「すべての情報を検索可能にする」と言っている以上は元になる情報は多い方がいいわけで、ノイズだろうが何だろうが情報が減ることは歓迎すべきではない。今回は SNS と違いWebに公開される情報は減っているわけではないが、Blog に代わって手軽なコメント媒体となった twitter などは、Permalink を持つ短いぶつ切りのセンテンスと言う新しい形態のコンテンツだ。そうした有象無象からどうやって有益な情報を拾い出すのかは、今後、検索企業の課題になるんじゃなかろうか。
そういや現状 Google は 2ch もうまく検索できているとは言い難いわけだが、2ch 側も dat 落ちという permalink に不親切な仕様になっているので仕方がないかな。人手に頼ったまとめサイトなんて必要ないような自動化を是非実現してほしいものだけど、Google の検索技術はここ最近、どれくらい進歩しているんだろう。
ニュースフィードリーダが無い生活なんて今更考えられないね
Posted by yoosee on Web at 2007-08-03 22:00 JST1 RSSリーダーを情報収集に使う理由がやっぱりわからない。 : ひろゆき@オープンSNS
画像が出ない劣化版ブラウザ云々書いている時点で殆んどまともに使っていないしあまり予備知識が無いのがよくわかるわけなんだけどそれはさておき。ニュースフィードリーダ(RSSリーダ)で記事全文(当然画像も含む)を読むことを覚えたら、リンクを辿って/ブックマークから個々のサイトを開いて個々に違うデザインのページから読むべき新着記事を見つけて読んで、リンクに戻って次の記事へ移動してとかかったるくてやってらんない。
これは効率的に情報収集とかそんな真面目なテーマじゃなく、より楽に読める手段があるんだからそっちを使うってだけの単純な話だ。だからこそ全文フィードが無い blog は足が遠のくなんていう、ある意味本末転倒というか目的と手段が逆転している事も起こり得る。
用が無い人がわざわざ使う必要は無いけどヘビーユーザには無いと困るという話は、ほぼそのまま 2ch 専用ブラウザにも言えることなので、それをひろゆきが言うのか? と言うのがツッコミどころなんだと思う。でもどちらかと言うと、「RSSリーダなんて要らないよな」と言う話に思った以上に同調者が多いのに驚いた。RSS を吐くサイトは増えているけど、ユーザは思った以上に割合が少ないのか。そもそも使う必要性が無い人が多いというのはそうだと思う。けど使っていると必要性は後から付いてくる(購読フィードが増える)ものだったりもするけどね。
2 モバイル機器とニュースフィード
ついでに書くと、RSS等の全文フィードは、変換してモバイル機器に送り込んだりモバイル機器でまとめ取得して後からオフラインで読んだりするのに非常に向いている。Palm で PiloDoc や NewsClip 等を使っていた人なら分かると思うけど、切りだし設定が全サイトで共通になるわけなので便利この上ない。広告やメニューなどの余計な部分が無いので通信量もたぶん節約できるし、表示も見やすい。読みたいフィードに全文が無い? それは Plagger でなんとかなるよきっと。RSS(リーダ)の素晴らしいところは、人の労力の一部だけでもコンピュータにやらせられることなんだから。
11年目の World Wide Walker
Posted by yoosee on Misc at 2007-07-16 12:00 JST1 2007年7月16日で丸10年が経過
1997年7月16日午前0時(フレンチポリネシア時間)とほぼ日風に書いてみたが、今日で私の日記は丸10年。始めの 2年程は毎日というわけではないのだが、その後は後から書いているものも含めれば殆んど毎日何かしら書きつづけている。blog と言う言葉もない頃から... と書こうとしたら、どうやら blog と言う言葉も初出から10年 らしい。
大学の計算機でWorld Wide Walkerはスタートしました
以来、「World Wide」 と言いつつ、
大部分を日本ローカルで更新されています。
記憶をたどれば、確か最初の数年は html ファイルを手書きしていた。その後自分で書いた perl の cgi を使ったものに移行し、何度か手を入れながら2004年からはまたシステムを変えて、 ruby で書いた現在のものに移行している。
システムを変えた都合上移行作業が面倒なのと、正直に言って10年前の日記など読みかえしたら赤面して街を歩けないので、今は2004年1月1日以降のみが見える状態になっている。ちなみに初日の記載はこんなものだった。
今日から雑感やらなにやらを書いとこうと思う。更に10年後、私は何をしているだろう。
読ませるものというよりは、後で自分で見るものだ。
ま、日記というほど偉いものでないのは確かだし。
画像へのリンクへ Thickbox を採用
Posted by yoosee on Web at 2007-04-07 22:00 JST1 ThickBox 2.1.1
画像のリンクがあまりにそっけなかったので、jQuery.js を使った画像ポップアップライブラリ ThickBox を導入してみた。基本的にはダウンロードしたものをどこぞに置いて <head> 内から link と script 要素で読み込み、ポップアップさせたい画像の <a> 要素に class="thickbox" を付けるだけ。複数画像がある場合は rel="グループ名" でまとめる(Prev, Next リンクを出す)ことが出来る。サンプルは過去のネコ戯れ画像。JavaScript が有効な環境では画像をクリックすると画面にシェードがかかってリンク先画像がポップアップ表示されるはず。class="thickbox" を付けないと対象にならないようなので、うちの blog 今の時点では新規画像に付いてのみ適用される。過去画像についてはその周りの span 要素に特定 class があるから thickbox.js をいじれば対象に出来そうな気がする。どのみちあまり時間がないので後ほど。それと thickbox.css が * { margin:0; padding: 0; } を指定しているのが気に食わなかったので消してみたが、レイアウトに問題無さそうに見える。これも後ほど要確認。
はてなダイアリー利用者へ「全文入りRSSフィード」提供のお願い
Posted by yoosee on Web at 2007-03-04 22:00 JST1 はてなダイアリー利用者へのお願い
以前にも数度書いたことがあるのだけど、はてなダイアリーで日記を書いている人にお願いしたい事がひとつある。特に理由やこだわりが無いのならば、RSSフィードに全文を掲載する設定にして欲しい。これをすると何が嬉しいかというと、RSSリーダを使っている人がリーダの中だけで全文を読むことが出来る。それじゃアクセスが増えないじゃないかと言う話もないでは無いが、以前書いた通り、「読んでもらえる」と言う意味では変わりが無い。逆にRSSリーダーに概要だけが提供された状態では、面倒で本文まで読まないという行動を取る人は少なからずいると思う。いや絶対数はわからないが少なくとも私はそうだ。まぁ極論すれば私が嬉しいからそうして欲しいというだけの事なので、理由があってそうしている人に強制する気は毛頭無いが、そうしない理由が無くデフォルトの設定で使っているだけならば、私以外の読者にもきっと喜ぶ人はいると思う。なお、設定方法は以下の通り。
はてなダイアリー「管理 > 設定 > 公開設定 > RSSの公開設定 」にある「RSSフィードに全文を掲載する」にチェックして、変更ボタンを押す。ひとつよろしく。
tdiary につっこみspam到来
Posted by yoosee on Web at 2007-02-27 12:00 JST1 tdiary につっこみspam到来のため、フィルタを設置
コメント投稿元IPアドレスが 8,184、POST数 10万を越える完全な DDoS 攻撃。あまりそうした攻撃を受けていなかったので油断して防御策を弄していなかったため、ちょっと狼狽した。この blog ですら月間 2万〜4万 spam 程度なのだが。こう多いと POST のフロー制御をする dso でも書こうかという気になる。なお、こうした spam 投稿を連続で食らうとシステム負荷も馬鹿にならないので、単純だが system の tdiary/filter/spam.rb として href と [url 、多数の http 文字列をフィルタするものを入れてみた。
module TDiary module Filter class SpamFilter < Filter def comment_filter(diary, comment) if(/\bhref/i =~ comment.body || /\[url/i =~ comment.body || comment.body.scan(%r|https?://|).size > 4) then return false end return true end end end end利用者の方はなにか不具合が出たら報告をよろしく。そのうち たださん推奨の spam filter も入れてみる予定。
2 debian の tdiary package は orphan?
ところで tdiary の deb は tdiary_2.0.2+20060303-5_all.deb 以降、セキュリティアップデートの 2.0.3, 2.0.4 が出ても更新されていないようだけど、もうメンテナンスされていないんだろうか。手元のものは手で対応しているが、MNU するには独自 patch が多くてちょっと面倒そう。生産性と賃金にまつわるネットでの論争
Posted by yoosee on Clip at 2007-02-19 22:00 JST1 山形浩生 vs. 池田信夫
まさにプロレス。山形氏がタームを間違えたのに対して、池田氏がしつこく突っ込むという構図に見える。間違いは訂正して議論しなおせばいいと思うんだけど、元々の確執があったりするみたいで全くもってプロレスだな。なんて事情は個人的にはどうでもよくて、経済学分野素人の私にはどちらの記述も興味深い。多少なりとも学ぶいいきっかけになったけど、両人とも「基礎がたりない」と言うのならお勧めの書籍でも載せてくれればいいのに。マンキュー経済学レベルの本を読むのは大変そうなので、何かとっかかりが欲しい。MBAうんちゃら本は会社にもらって読んだけど、あまり身についてないな。
ところで「経済学の学部生も理解しているような内容が世間では全く理解されていない」と言う記述をどこぞで見かけた気がしたが、それって他の分野でも普通そうだよね。例えば物理の学部生が学ぶ内容(解析力学・電磁気学・熱力学・流体力学・量子力学の初歩)を概念だけでもきちんと理解している人なんて、世間にどれだけいるのだ。
WordPress は MovableType に取って代われるか
Posted by yoosee on Web at 2006-11-23 23:42 JST1 YAMDAS現更新履歴 - 日本でもWordPressの隆盛(とMovable Typeの落日)が始まる?
海外のホスティングだと確かにもう MT より WP が優勢で、そりゃホスティング提供者にしてもライセンスを殆ど気にすること無くインストーラを作れる WP の方が楽というのは当然のことでもある。Rauru Blog に「Movable Type の落日」というエントリが公開されたのは一年以上前だが、これに書かれる「言語の壁」が乗り越えられれば、日本も同じように続くのかもしれない。YAMDAS現更新履歴 - 日本でもWordPressの隆盛(とMovable Typeの落日)が始まる?しかし日本での場合、それなりの日本法人がサポートに乗り出さない限り、WordPress が MovableType を打ち負かすどころか競合する状態までもいけないんじゃなかろうか。
確かに指摘されるような「英語の壁」もあっただろうが、日本企業の場合は「サポートの有無」が非常に大きい要素になる。この話は書くと長くなるが、要は他社がケツを持ってくれないものを自己責任で使って失敗した場合、責任所在の追求が面倒になることが多く、故にそうした物には初めから手を出せないケースが日本企業では少なくないと言う事。まぁこれ自体、どこかの商社(この手のものが好きそうなのは住商系あたり?)がサポートに手を出してきたらどう転ぶか分からないが。
2 WordPress を選ぶべき理由は?
ところで WordPress の利点のひとつとして Akismet をはじめとした spam filter が挙げられると思うが、初めから「日本語を含まないものは除外」のようなフィルタを入れていたとして、残りの日本語 spam comment/trackback にも有効に働くのだろうか。その辺りも含めて、「日本でも MT よりも WP を使うべき理由」を誰か簡単にまとめてくれないかな。個人的には PHP と言う時点で(以下は不適切な表現があるため削除されました)自作ソフトの配布ページには Trackback 受付があると便利そうだ
Posted by yoosee on Web at 2006-08-20 23:42 JST1 自作ソフトの配布ページには Trackback 受付があると便利そうだ
たまにソフトウェアの紹介を blog に書いていて、そのソフトのWebサイトに Trackback 受付があるといいのにと思う事がある。開発者が利用者の声を追いやすくなるという面もあるし、自動的に利用事例のリンク集や導入ドキュメントが生成されるわけなので、開発者と blog の書き手、ソフト利用者の3者にメリットがあるのではないかな。と言う思い付き。1 blog 分類用の tag を実装
カテゴリがあまりに大ざっぱすぎて全く役に立っていないっぽいので、tag による分類を実装してみた。以前から Topic と言う形で書いたり書いていなかったりするのであまり統一感はないけど、一応 tag 毎に記事を表示させられる。気分転換に実装したので割といい加減だしバグもあるかもだけど、どのみちお遊びなので。あ、pagination が未だに無いな…。Webページと脚注は相性が良くないのではないか
Posted by yoosee on Web at 2006-07-08 23:42 JST1 Webページにおける脚注の不利な点
幾つかの blog tool や wiki には、footnote(脚注)を挿入する機能がある。例えば脚注*1←こんな感じ。書籍の脚注は大抵の場合、同一ページの下方にあるため視点移動のみで参照することができる。しかしWebページの場合は表示されるサイズが環境によって不定なので、本文が1画面以上に長い場合に脚注を参照しつつ本文を読みたい時には、何度もページをスクロールさせて参照する羽目になる。a 要素の title 属性に脚注の内容を入れ、mouseover 時に tooltips 的に表示させる手もあるが、大抵の場合これは長い脚注を表示し切れない。そう言う訳で個人的には、Webページでは出来るだけ脚注を使わず、本文として文中に挿入すべきだと思う。冗長になる場合には文節を分けるなり、いっそ削ってしまうのも手だろう。もしどうしても挿入が必要ならば、例えば Javascript を使って脚注全文をその場で表示可能にしておくというのは手かも知れない。また脚注でも、参考文献のように後から参照すればよいようなものの場合には後置してもいいだろう。
脚注は自分の文章にツッコミ的にフォローを入れる等の用途でも便利なために結構使っている人を見るが、あまり安易に使うとユーザビリティを下げる可能性がある、と言うことは留意した方がいいのではあるまいか。
*1書籍などの本文の下方につけた注記。フット-ノート
Amazon の自動最適化型広告「Amazonおまかせリンク」
Posted by yoosee on Web at 2006-06-27 23:42 JST1 Amazon おまかせリンク(TM) を使ってみる
Amazon が Google Adsense のような、ページの内容に最適化された広告を自動で挿入するタイプのアソシエイト・リンクを開始したようだ。Amazonおまかせリンク(TM)のコードがWebページに貼り付けられ、3-4回程度ページが表示された後に、最適な商品を表示するようになります。Amazonアフェリエイト おまかせリンク(TM)とのことなので、Google のように全サイト巡回するタイプではなく、恐らくページが表示された際に JavaScript から Amazon が呼ばれ、Amazon 内に呼び出し元ページのインデックスが無い場合には取得に行くようなアクションになっているのではなかろうか。
さて早速 まんがめも: ハリーポッターの主要人物のうち2人が死ぬ などに挿入してみた。しかしハリー・ポッターであるのが明確な割に、お勧め精度は今一つに感じられる。
儲からないビジネスを生むもの
Posted by yoosee on Clip at 2006-06-23 23:42 JST1 Life is beautiful: セカチューブームは「多元的無知」か
Webに関してそれが色濃く出たのは企業によるBlogホスティングではなかろうか。皆が良いと主張するものを誰も否定できなくなってしまい、結果的に集団として誤った方向に行動してしまう現象を社会心理学では「多元的無知」と呼んでいる。Life is beautiful: セカチューブームは「多元的無知」か企業は結局「Blog でどう儲けるのか」を全く見定められないままに、「Blog と言うのはこれからのWebを変える!」と言う流行に乗り遅れまいと一斉に launch した。そして今現在、Blog ホスティングで直接的に利益をあげている企業はあるのだろうか。むしろ拡大したユーザに対応するための設備投資と運用負荷で悲鳴を上げている企業の方が多いように感じられる。
特にWebの場合、「新しい流行に手を出す」事に関しては、世間の流れに乗り遅れまいと判断を誤っても仕方が無いものがあると思う。問題はそれが誤りだと思ったときに、どう自社を傷付けずに手を引けるかどうかだろう。そしてそれは大企業ほど難しい傾向にある。
とは言え所謂 Web2.0 に関して言えば、あまり具体的な実体を伴わない概念的なものであるがゆえに、企業が「これが俺たちの Web2.0 だ」的に利用することもできる。いわばマイナスイオン的なあれだ。なのでなんでも Ajax 的な展開はもしかしたらあるかも知れないが、Blog のような状況はあまり心配しなくても良いのかも知れない。
RSS の CDATA を微調整
Posted by yoosee on Web at 2006-06-22 23:42 JST1 RSS の CDATA 部分を微調整
LDR で h4 等の要素が無効化されて表示が崩れる問題に関して、h4 の直後とその後の本文部分の直後にそれぞれ br 要素を追加。bloglines 等のそういった無効化をしないリーダだと隙間が空いてしまうかも知れないが、とりあえず当面はこれで。またそのうち手を入れ直すかもしれない。なお手を入れたのは index.rdf のみで atom.xml はそのまま。2 この blog の publish datetime
そう言えばこの blog の rss 講読者から「フィードが数日遅れで表示される」と言われたことがあるんだけど、済みません、dc:date が結構嘘ついてます。次の日以降に前日の日記を書くスタイルだとどうしても published と記載内容がずれるんだけど、どう解決するのが美しいのかなぁ。せめて modified は正直に出すべきか。Comment spam の到来と対策
Posted by yoosee on Web at 2006-06-22 23:42 JST1 大量の comment spam 到来と対策
今日だけで 10,000回以上、ピークは 1分間に100発以上で、例によって botnet からなので IP Address では弾きにくい(600アドレス程度ある)。とりあえず全て文字列によるフィルタリングで spam 判定できていたものの、これが馬鹿なことに spam 判別しても cache をクリアして rebuild する流れにしてしまっていた。お陰で毎回重い処理が走って load average が 30 越えすると言う悲惨なことに。ここは raise して逃げるように手直ししたが、不具合が出るようでしたら教えてください。(追記) その後の、24日には約 23,000回程度の spam が来たが、負荷はさほど上がらずに済んだようだ。攻撃パターンはほぼ一緒なので、単一の発信元なのだろう。攻撃元IPアドレスは 1,200程度で、やはり海外回線系が多い。国内ISPからの攻撃もある。
言及リンク無し Trackback 拒否の効果
Posted by yoosee on Web at 2006-06-15 23:42 JST1 言及リンクのチェックによる Trackback spam 拒否の効果
4月28日に言及リンク無しトラックバックの拒否をするように設定したが、これによって拒否されたトラックバックはこの 6月 1日〜15日の期間だけでも 214件あった。見てみると Trackback spam は大抵が日本からで、アダルト系や金融(詐欺?)系が多いようだ。リンク先がサイトのトップページだったり、同じところが何度も投げてきているのも特徴か。まぁ同期間に言及のあるトラックバックが 1件もないのは寂しい限りだし、関連の話題という意味でトラックバックしてくれた人もいたようだが、これだけ spam が多くては制限を外すのも現実的では無さそうだ。
2 同期間の spam コメント
ちなみにコメント書き込みの禁止条件に引っ掛って拒否されたコメントは同じ期間で 1,604件。こちらの殆んどは海外からの英語のもので、URL が大量に含まれているものが多い。IPアドレスは分散しているようで、幾つか見てみると海外の回線系サービスらしきものが多いので、恐らくウィルス感染したPCで構築された botnet を使っているのだろう。こちらも困りものではあるが、現状のポリシーでも概ね弾けているので良しとする。Blog で質問する前に
Posted by yoosee on Clip at 2006-06-14 23:42 JST1 質問する方 - shino-blog (Avi's)
feed を巡回していてふとこんな記述を見付けた。最近思う。個人の blog に質問してくる人が多くなったと。その中で気になることもある。と言うことで幾つかタイプを挙げている。
初心者です。教えてください、
聞いたきり、終了、
私信、
困ってしまう質問...どこぞで過去に何度も何度も見たような話である。
2 技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ
そんなわけで ML で質問するときにも役に立つこれがそのまま適用できそうだ。歴史は繰り返すと言うが、こうした人が絶えないと言うことは、訓練を受けていない人はどうしてもこうした行動を取ってしまうと言うことなのかも知れない。ならば義務教育なりで「的確な質問の仕方」や「第三者との情報共有」みたいな事をすべきなのかもしれない。サポートに電話をかける時等、日常生活でも役に立つシーンは少なくなさそうだし。言及リンク無し Trackback の拒否
Posted by yoosee on Web at 2006-04-26 23:42 JST1 言及リンク無し Trackback の拒否
元々私の Blog には大した数の Trackback は来ないのだが、先日にも書いた通り最近は明らかな spam ばかりきて辟易したので、今更ながらとりあえず言及リンク無し Trackback を拒否するようにした。仕組みとしては当然ながら Trackback に含まれる uri に対して fetch して内容を確認するという作業を伴うため、そちらへの HTTP アクセスがタイムアウトするなどすると失敗する可能性がある。申し訳ないがご了承頂きたい。ところで一部の HNS での、Cookie を喰わないと日記本文が表示されないような仕組みの場合、こうした自動 fetch の仕組みがうまく動かない気がする。もちろんこちら側が Cookie を正しく処理するようになっていればいいのだろうが、そこまで作り込むのも難儀だし、正直どうしたものかいいアイディアが無いので、当面はこのままで。
Blog で育てゲーのキャラになるための条件
Posted by yoosee on Clip at 2006-04-18 23:42 JST1 「育てゲー」のキャラ
結城さんの日記経由、弾さんの Blog から引用初心者として質問をし、返って来た反応に真摯に答える。それだけで実力もサイトもぐんぐんよくなる。この辺ははてなのid:naoyaやid:higeponを大いに見習えばいい。これを達成するには、実際には最低でも以下の二点が必要
404 Blog Not Found: pageoneへの提言
- 疑問に答えられる人がその Blog 読者になってくれるレベルの知名度
- 読者を楽しませられるレベルの疑問の継続的な提供
もちろんこれらを満たすことができれば有効な方法であろう事は否定しない。なんせ「情報は発信する人のところに集まる」と言うのはかなり昔から不変の事実であるのだから。