January 1 Thu, 2009

謹賀新年2009

Posted by yoosee on Life at 2009-01-05 12:28 JST

*1  2009年元日

干支遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。去年は公私ともに大きな変化と挑戦の年でしたが、今年は去年以上のチャレンジが待っていそうです。何とかやっていきたいと思います。

なおこの年末年始はクルーズで Cayman Islands に行って Stingray のいる海で泳いできました。まだ休み呆けています。

January 8 Thu, 2009

Maverick WS-1000 Weather Station

Posted by yoosee on Gadget at 2009-01-08 22:26 JST

*1  Maverick WS-1000 Weather Station

以前から家庭用ウェザーステーションが欲しくて色々と物色していたのだが、このモデルがそれなりに高機能・安価でデザインも悪くなかったので購入した。購入時は $44.90 (with Super Saver Shipping) だったのだが、今は値上がりしているようだ。

機能は以下のようなもので、値段の割に充実している。
  • U.S. 電波時計 (USタイムゾーン切り替え、DST切り替え、アラーム)
  • 気圧計 (履歴、6時間先天気予報表示)
  • 室温・湿度計 (最高・最低値)
  • 外気温・湿度計 (最高・最低値、室外用ワイヤレスユニット)
  • 降雨量計 (履歴、室外用ワイヤレスユニット)
上記の通り、外気温・湿度計と降雨量計は室外設置用のワイヤレスユニットが付属している。特に外気温を家の中から確認出来るのは結構便利。

米国だとこの手の自宅用気象ステーションは色々と充実していて、例えばLa Crosse Technology WS1612AL は気温・湿度・気圧・風速・雨量計ががついているし、Oregon Scientific WMR968 はタッチスクリーンだったり外付け測定機が太陽電池だったりPCへの接続があったりと盛りだくさん。他にもUV/日照計付きのものや、NOAAやMSNの文字放送やインターネットの情報を受信できるものもある。

逆に安いものだと気温・湿度計の室内・室外ユニットがペアになったものが $20前後で売っていたりもして、これはこれでお手軽に使えて重宝する。Walmart等でも売っているので米国に出張の際にお土産にしても良さそうだ。

それにしてもなぜ日本にはこの手の商品が非常に乏しいのか。Oregon Scientific の一部デザイン性の高い商品はあるものの、それ以外となるとハンズで僅かに見かける程度。日本でも好きな人は結構いそうな気がするのだが。

*1  Palm webOS 搭載: Pre


Palm Nova のコードネームで 2008年末の発表を掲げて開発されていた Palm Inc. の新しいプラットフォーム、Palm webOS が本日のCESにて発表された。Engadget Japanese が熱の入った記事を出してくれている。

コンセプトは名前に web が入っている通り、「クラウド」に接続する事を前提としており、古きPalmOSの「Desktop PCとの同期」と言う概念から、インターネットとの同期へと方針を変換した事になる。電磁誘導によるワイヤレス充電と言う機能が象徴的に感じるが、そうした部分の特徴だけを並べてもなかなか面白い。
  • アドレス帳やカレンダーは "Synergy" によりFacebookのstatusやOutlook, Google infoとリアルタイム同期する
  • 複数のIMやSMSをコンタクト毎に統合して「会話」をすることが可能
  • Palmの特徴だったデバイス串刺し検索にWeb検索を加えて統合環境を提供
  • マルチタスク+「カード」インターフェイスで接続したままのながら利用が可
  • アプリ操作中にもメールやスケジュールの通知がポップアップ
  • ウェブブラウザはマルチタッチでスライドやズームイン・アウトが可能
  • 開発は基本的にHTML/CSS/Ajaxベースで、参入障壁がかなり低そう
アプリはWindowではなく「カード」として扱われ、タッチ操作でのズームアウトで最小化、画面外へスワイプで終了といった感じのインターフェイス。EngadgetによるPalm Pre Hands on video を見る感じ、なかなかなめらかに動作するようだ。他にも様々なスクリーンショットが Palm Pre Phone のサイトに用意されているが、見た目は全般的によろしそうである。

ちなみにハードウェアは 3.1インチ 480x320マルチタッチディスプレイ、縦スライドQWERTYキーボード、EVDO Rev A.、802.11b/g、Bluetooth (A2DPあり)、 3Mピクセルカメラ(フラッシュ搭載)、microSDスロット、USB、GPS搭載で、 まあほとんど隙が無い。 唯一の懸念はマルチタスク故に動作がもっさりになってしまう事だけど、Palmがそこを考慮していないわけが無いと思っておきたい。

ともあれ iPhone や Android と既にスマートフォンに強力に並んだライバルと、 少なくとも今のところは戦う力を持っていそうなデバイスが Palm から出てきたのは、個人的には大変喜ばしい。 ちなみにPalmの株価も猛烈に上がっているようだ。

参考

January 19 Mon, 2009

*1  Ichthys, Jesus Fish, Christan Fish

ichthys米国で車に乗っていると、しばしば金属製の魚の形をしたエンブレムを貼っている車を目にする。何台も見るので何だろうと思っていたが、幾つかの魚には目に十字架が書かれていたり、胴体に JESUS と書かれていたので調べてみると、どうやらこれはキリスト教のシンボルで、Ichthys (イクトゥス) 、最近では Jesus Fish や Christian Fish などと呼ばれるものらしい。どうやら初期のキリスト教が迫害を受けていた時期の隠れシンボルで、ペテロが漁師だったことや、キリストが飢えた人に魚を増やして分け与えたという逸話に由来すると言う説があるものだそうだ。言われてみればこのマークや <>< なアスキーアートは英語圏ではそこそこ見る気がする。

ichthys

ichthys
Ichthysのパロディエンブレムは色々あるようで、メジャーなのはキリスト教と(特にプロテスタントと)対立しがちな進化論を象徴した、「足の生えた魚」と言う形の Darwin fish 。まあ創造論がある程度の支持を集めてしまう米国らしい話ではある。特に今年はダーウィン誕生200周年と「種の起源」出版150周年記念の年なので、もしかしたら付けて走る人が増えるかもしれない。見たことはないけれど。

Geek な皆さんには Linux Fish なるものもあるが、個人的にはやはり Flying Spaghetti Monster Emblemが欲しいところ。世界・海賊言葉で話す日に向けて1つ買っておこうかな。

APC Backup-UPS ES BE550R

Posted by yoosee on Debian at 2009-01-20 13:49 JST

*1  APC Backup-UPS ES BE550R 550VA

APC ES500 BACK-UPS ブラック BE500JPこの辺りは日本ほど電力供給が安定していないし夏になると雷も多いので、手軽なUPSが欲しくなり、しばらく前に APC Backup-UPS ES BE550R 550VA を買った。Costco で $45 くらいと安かったのは、新商品のBE550G が出ているからだろうか。まあUPSとしての機能には大差あるまい。こういうのがCostcoで売っているのがアメリカらしいという気もする。日本だと APC ES500 BACK-UPS ブラック BE500JP が相当品か?

USBケーブルでステータスをサーバに送れるので、Debian で apcupsd を入れて利用しているが、apcupsd.conf で設定変更したのはこれくらい。
UPSCABLE usb
UPSTYPE usb
DEVICE
実際に使い始めてみると思ったよりも Power Failue が発生しているのが見える。
Wed Dec 10 06:41:13 EST 2008  Power failure.
Wed Dec 10 06:41:15 EST 2008  Power is back. UPS running on mains.
Tue Dec 23 05:22:46 EST 2008  UPS Self Test switch to battery.
Tue Dec 23 05:22:54 EST 2008  UPS Self Test completed: Not supported
Wed Jan 07 07:53:55 EST 2009  Power failure.
Wed Jan 07 07:53:57 EST 2009  Power is back. UPS running on mains.
Tue Jan 13 09:25:21 EST 2009  Power failure.
Tue Jan 13 09:25:23 EST 2009  Power is back. UPS running on mains.
と言う具合で、月に1,2度は2秒程度の瞬断がある感じ。以前に時々サーバが落ちていたのはおそらくこれが原因だったんだろう。

self-test に失敗しているのは元々その機能が無いからか。新しいモデルの BE550G には Automatic self-test | Periodic battery self-test ensures early detection of a battery that needs to be replaced. と言う具合に機能があるようなので、ちょっと残念。

January 20 Tue, 2009

*1  Interview with Pandora About Developing for WebOS

Pandora 開発者による Palm webOS での開発がどんなものかについてのインタビュー。彼らは去年10月末にSDKを使い、初めて触れてから3日後には最初のバージョンの「Palm webOS 向け Pandora クライアントソフト」を作った、とのこと。

We were able to take one of our star web developers someone who has never touched the Palm webOS and not done mobile development before and have that person be immediately productive because it's all based on systems that they're familiar with from web development. Interview with Pandora About Developing for WebOS

「Palm webOS やモバイル端末の開発を経験したことが無い、エース級Web開発者を投入したが、Web開発で慣れ親しんだことばかりだったので即時に開発をすることが出来た」とのコメントが興味深い。
Eメールクライアント、アドレス管理、Google Maps、Pandoraのような元からWeb上にあるようなアプリケーションについては、Pandora のようにマルチメディアとの連携が必要なものであっても、Palm webOS で提供するのは「非常にたやすい」としている。また Palm が提供している Palm Mojo SDK(Mojoのスクリーンショット) も開発の手助けになると評価しているようだ。

一方でリアルタイムに緻密なグラフィック操作を必要とするようなあるレベル以上のゲームアプリケーションの開発は難しそうだ。ただそこは、Palm が追加で低レベルアクセスを提供するSDKを提供するか、また例えば別のWeb標準技術である Flash を提供することで解決するかもしれない、としている。

Palm webOS と Palm Pre については好意的な記事や感想が非常に多いが、当然ながら懸念もある。

Analysts say Palm could have trouble getting outside software developers to create programs that will work on its WebOS phones. Developers are now heavily focused on BlackBerry devices and the iPhone because the number of people using them is large and growing.Palm Unveils iPhone Competitor, the Pre - NYTimes.com

NYTimes は「Palm webOSはソフトウェア開発者を捕まえるには遅すぎた。既に開発リソースは iPhone や Brackbery (そして恐らくはAndroid) で手一杯になっている」とコメントしていて、それは一方で事実なのだろう。しかしWebアプリケーションの開発ノウハウのみでモバイルアプリ開発が可能ならば、今現在人気のある (例えば Pandora のような) Webサービスの開発者がPalm webOS専用アプリを手軽に作る、というシナリオは十分ありうるかもしれないと期待したい。

January 30 Fri, 2009

*1  DMC-FT1|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

Panasonic 防水デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) FT1 サンライズオレンジ DMC-FT1-DしばらくCasioに浮気していたら、Panasonic からかなり物欲をそそるデジカメが発表された。その LUMIX DMC-FT1は、最近のデジカメが似たり寄ったりに感じる中、久しぶりに個人的には物欲を非常に刺激されるデジカメだ。

まず大きな特徴のハイビジョン 720p の AVCHD Lite 動画撮影。コンパクトデジカメの動画機能を愛する身としては、AVCHD Lite 対応なのが素晴らしい。コーデックとしては720p (1,280×720)/60p の MPEG4 AVC/H.264, オーディオは AC3 。音声がモノラルな事だけは多少残念ではあるが、撮影中のズームなどは問題なく使える仕様。AVCHD 対応再生機器は特に持っていないのでそこはメリットにならないが、カメラから HDMI で直接デジタルテレビに接続して再生できるのは良さそうだ。ちなみに AVCHD は VLC で再生可能 らしい。試してないけど。

SANYO 防水デジタルムービーカメラ Xacti (ザクティ) DMX-CA8 ブルー DMX-CA8(L)720p AVC/H.264 録画可能で防水デジカメと言えば、ライバルとしては Xacti の防水モデル CA シリーズ (最近新機種の DMX-CA9 が発表された) がある。動画品質の実績としては Xacti にアドバンテージがあるだろうが、比較して FT1 が魅力的なのは広角側が 35mm 換算で 28mm 相当あること。また JIS C 0920 防水保護等級 IPX8 は同等だが、CA9 が 1.5m 防水なのに対して FT1 は 3m 防水と、足のつかない程度の海で使っても結構安心できる数字なのもうれしい。

ライバルと書きつつも、そもそも今や三洋はパナソニックの子会社なので、この先は動画撮影デジカメについては統合していく可能性もないではないかもしれない。

その他スペックとしては 1/2.33インチ 1210万画素CCD、屈折式光学4.6倍レンズ(35mm相当28-128mm F3.3-5.9)、光学式手ぶれ補正、23万画素モニター、サイズ 98.3x63.1x23cm 184g で、撮影可能枚数は CIPA規格 340枚。
屈折光学系だからかレンズは多少暗いが、LUMIXで評定のある光学手ぶれ補正もあり、感度も通常 ISO 80-1600、高感度モードでは 1600-6400 と、かなり暗いところでも撮影自体は可能だろう。暗所での動画撮影能力は明記されていないが、本体搭載のLEDライトでキャンプなどでの撮影もサポートとはうたわれている。どうやら北米でも発売されるようなので楽しみに待ちたい。

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